妻が専業主婦を選んだ理由とは? AI時代を見据えた、先進的&合理的な選択がそこにはあったようです。
「寿退社をしない。」
「子育てしながら働き続ける。」
今では当たり前になってきている、上記の様な発想。
なんでその様なキャリアを選んでいるのか考えてみます。
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彼女たちが働きながら母親を続けている大きな理由の一つに、「キャリアを途切れさせたくない」という発想があります。
一度正社員を辞めて家庭に入ってしまったら、子育てが落ち着いてきたタイミングで復職するのが難しくなると考えているのです。
なるほど。
正社員としていつまでも働き続けたいから、母親業と仕事の両立をするのですね。
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残念ながら、よほど仕事が得意で好きな人でなければ、頑張って母親をやりながら仕事を続けても幸せにはなれないのではないでしょうか。
20年前であれば確かにそのようなキャリアを描けたのでしょう。
しかし、今の世の中なかなかそれを目的に大切な子育て機械を保育園に預けて嫌で働き続けるというのはナンセンスです。
というのも昨今のニュースで皆様ご存知の通り、
仕事の半分以上はコンピュータに置き換えられて人が余っていく
という状況が近い将来やってきます。
さて、最近の女性で、子育てをしながら働き続けるという選択をした人のなかに、
本当は働きたくないつまらない仕事だけども正社員としてのキャリアに穴を開けたくない、また復活した時のポジションがないのが困る、という理由である種、打算的に仕事を続けている人がいます。
今の仕事が楽しくて仕方がなく、辞めたくないから辞めないのではなく、辞めるとなんとなく困りそうだから辞めない。という選択です。
しかし、がんばって、無理をして子育てと仕事を続けたとしても、それらの方々の多くは報われない気がしています。
つまり、一生懸命子育てしながら保育園に子供を通わせて時短勤務を続けたとしても、ちょうど子供が親離れをしていく10年後15年後にはその仕事自体が世の中から必要とされなくなるという可能性が高いためです。
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働きたくて働いている。
楽しいから働いている。
という方もたくさんいます。私もそうです。
手前味噌ではありますが おそらく一般的に楽しいと思える仕事はなかなかコンピューターに置き換わらないではないでしょうか。
楽しいというところの感じ方は人それぞれだと思いますが基本的には人間が人間として クリエイティブに何かを作っていたり、人との関わり合いの中で人間らしく仕事をするということにおそらく人というのが楽しみを見出すはずです。
「そういう意味で言うと楽しく働いているから仕事を続けたい。」
「少々無理があっても子供を保育園に預けながら時短勤務でクリエイティブな仕事をし続けたい。」
そういう方は私は100%応援します。その選択はナンセンスなものではないと思います。
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ただし前述のように嫌で嫌でしょうがない仕事をキャリアに穴が空くのを防ぐためという理由で、どうにか子育てしながら続けていくというのは必要なくなる選択のはずです。
とはいっても実際に10年後に本当に半分の仕事がなくなるのかというとそうではないでしょう。
20年後に仕事の半分がなくなるなんて到底思っておりません。
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しかし仕事が楽しいかどうかという観点で考えた時に実はなくなってゆく仕事。すなわち、世の中からいらないよ。と言われている仕事を続けていくのは苦悩以外のなにものでもないでしょう。
できれば需要が増して引く手あまたで色んな所でキャリアを築いていけるような、そんなスキルやキャリアを持って楽しく仕事をしていくほうのがよいと思います。
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最後に公務員の方々はキャリアに穴が開くとかそういうことを心配する方はあまり多くないと思います。
充実した産休育休制度に加えて戻りたいと言った時に戻れるポジションを確保してくれるからです。
ただし上述したように世の中からいらないよと言われている仕事を 我慢しながら続けていくという状況はむしろ公務員の方が多いでしょう。
それはつまり競争にさらされず生産性を向上する≒人員削減をするというインセンティブが少ない公務員だからこそ、無駄な仕事をたくさんの人にやらせて人件費をたくさん払うという構造が変わりにくいためです。
ベーシックインカムが導入されてればより公務員の人たちの仕事の不要さが際立ちます。
公務員の方々がやっているような仕事の大半は本当は機械に任せておけばいいんだけれども、人員削減をすることが嫌だから泣く泣く人にやらせている系のものがたーっくさんありす。
でも、そんな仕事こそ、やってもやらなくても同じだけの収入を国から得られるようになるでしょう。ベーシックインカム的な発想で。
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つまりそういう機械にやらせても全然問題のない仕事に対して対価を払われず全く働いていない人が国からもらえる社会保障制度と同額程度の給料しかもらえなくなる。
そうなった際に再度自問自答してほしいのです。
本当に私はこの仕事をやりたいのか。
その仕事に人生の大部分の時間を費やしたいのか。
だってお金は国が社会保障制度として担保してくれているのですから嫌な仕事に大量の時間を使ってお金を稼ぐ必要なんて本当になくなってしまうのです。
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だらだら書いたようなこんなストーリーを妻がもし頭に入れているとしたらそれは本当にすごいことだと思います。
だって妻が専業主婦になると決めた決断はもう6年も7年も前のことなのですから。
妻は駐在員妻となって、なんちゃって語学留学のような生活をしていました。
外国人や駐在員の奥さん達とのコミュニケーションを広げて今でもシンガポールやタイ、シカゴなど、色々な所の駐在員妻の方達と連絡を取り合ってます。
休みの日には家族で会いに行くそんなような、ネットワークを築いています。
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話は少々されましたが本当に自分が今やりたいと思うことを素直に選べる、そんな勇気を持っている妻はすごいと思います。