テレワークサラリーマン必見! 外資系コンサルがこぞって使っているガジェット5選

外資系コンサルは生産性の化け物ばかり

外資系コンサルに転職してから早3年。

とりあえず3年間辞めずに在籍している自分を褒めてあげたいと思っている、djooです。(笑)

 

 

さて、外資系コンサルに転職して色々と思うところはあるのですが、最も印象的なのは

「誰もかれもが生産性を高めることに再注力している」

ということです。

 

以下の本は同業者の大先輩たちが書いた生産性に関する本ですが、これを見てもいかにコンサルというのが生産性高く仕事するためのスキルに優れているのかがわかります。

 

 

 

 

なぜ生産性を高めるのか?

そもそもの話なぜ生産性を高めたがるのでしょうか?

それは究極的には、

生産性の差分=ビジネスの利益

だからです。

 

一人ひとりの働き方の話からビジネスの利益の話になってしまっていますが、大事な概念なので書きます。

 

ビジネスというのは基本的に

仕入れ → 付加価値 → 販売 

ですべてが説明できます。

 

自動車会社は部品を仕入れて加工組立という付加価値を加えて販売し、原価(仕入れ値)に対する付加価値+利益をもらっています。

 

docomoソフトバンクなどの携帯電話キャリアも同様です。

仕入れは基地局整備やサービス提供のシステムであり、それらでシステムやサービスを構築し、通信を販売する。そのときの付加価値はシステムやサービスの構築作業やサービスです。

 

旅館やホテルも同様ですね。

旅館やホテルという建物+従業員を仕入れて、宿泊サービスとして加工し、販売します。

 

ということで、全ては仕入れ → 付加価値 → 販売

という流れです。

 

さて、コンサルがなぜ生産性を高めようとするのかを理解するにはコンサル業が何を仕入れて何を付加価値として何を販売しているのか。を理解する必要があります。

 

コンサルは、

人材や情報や技術を仕入れ → 統合し助言、伴走し → コンサルティングサービスとして販売

している会社です。

 

そして、仕入れの大部分、サービスの大部分が人です。

つまりコンサルタント一人ひとりが売り物。ということです。

(ITコンサルは構築したシステム、金融機関は金融商品販売などによる手数料がそれにあたりますがここでは純粋なコンサルティングの話をしています)

 

つまり、コンサルタント一人ひとりは、自分がいかに効率的に時間を使い、高い質のコンサルティングサービスを短時間で提供するか

が最も大事な価値になる。すなわち会社自体の付加価値になるわけです。

 

多くのコンサルタントは、労働生産性を高めることでそれらを解決しようとしていますが、一部は、長年の経験や技術、知見などを提供している人もいます。

 

いわゆる超有名な有名人のようなコンサルタントはその人の頭の中の情報自体に価値があると考えています。

 

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さて、私のようなペーペーのコンサルタントは、効率よく業務する。ということが売り物になっています。

※昔はコンサルが持っている情報が大事だったのですが、Googleの登場により正しい情報は即時に手に入れられるようになり、情報そのものには価値がなくなっています。そのため顧客にたいしてその情報をどのように組み立てて効果的にビジネスを大きくしていくか。という分析やストーリーの構築が重要になっています。

 

 

さてさて、長くなってしまいましたが、コンサルタントは自分の生産性を高めることが個人としても会社としても最も重要だ。ということがわかったと思います。

 

 

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反論として、どんな会社でも労働生産性を高めることは付加価値を高めるはずだ。というものがありますが、問題はその比率です。

 

自動車会社が販売している自動車における原価の中の労働者に支払う賃金というのはコンサルのそれとは比べ物にならないくらい小さいです。

 

例として、社員2万人の自動車会社で年間2兆円稼いでいるとして、原価に相当する部品や工場、工作機械の減価償却費はおそらく1兆円近くになるでしょう。

 

一方で2万人の従業員が仮に一人500万円の給料をもらっているとすると年間の人件費は、

500万円✕20,000人=1,000億円

です。

 

つまり、部品の仕入れや加工の生産性を10%高めると、効果としては1兆円✕0.1で1,000億円の効率化効果になりますが、

労働生産性を10%高めても100億円にしかならない。

ということです。

 

そのため自動車会社ではいかに生産効率を高めるかが最も重要な競争力の源泉と考えられていて、それに大成功したのがトヨタカイゼン活動などということです。

 

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一方でコンサルタントの場合コンサルティングサービスに対する労働者への給料の比率がすごく高い。

 

仮に1時間あたり1万円でサービスを提供するコンサルタントをお客様が購入したとします。

 

その個人に支払われる給料というのはだいたい1時間あたり2,000円程度というのが相場ではないでしょうか。

(これはコンサル会社の規模や種類によって大きく変わります。うちの会社でもパートナークラスになると1時間8万円とかです。私は3万円くらいですかね。)

 

もし生産性が倍になるとする、20%の人件費を10%圧縮することができます。

逆に言うとお客様に対する商品の価値が倍に高まる。ということです。

 

※コンサルは年間240日✕8時間の稼働可能時間に対して何時間稼働したかという稼働率も大事な数字になります。時給1万円でコンサル買うの高い!と思っても、それはずーっと雇い続けるものではなく1ヶ月とか3ヶ月の期間限定なので、顧客にとっても価値があるということで。人を一人雇おうと思ったら年間1,000万円は最低でもかかってくるので。

 

外資コンサルが好むガジェット5選

第5位 : Blutooth キーボード

コンサルタントの仕事というのはとにかくドキュメントを作ったり読んだりするのが主な業務です

 

そのためキーボードが使いやすいかどうかというのは非常に大事なポイントになります

 

自分のお気に入りのキーボードを使うことによってパソコンが様々変わったとしても変わらず操作性が実現できます

 

私は個人的にレノボトラックポイントが絶対に必須なので自費でこちらの商品を購入して使っています

 

 

 

些細なものですがまーすまで手を伸ばす時間がもったいないので真ん中をクリクリしながら仕事を楽しんでます 

第4位 : PD充電器

次もパソコン関係です

 

デジタルガジェットが多い昨今とにかく充電ケーブルがごちゃごちゃしてしまうというのが課題です

 

お客様先で打ち合わせやプレゼンテーションなどをするため移動も多くそれぞれの機会に対して一つ一つ充電器を持っているとキリがありません 

 

特にパソコンの電源はある程度の 電流が必要になる為大きめの AC アダプターが必要になりますが最近のパソコンでは PD ケーブルを使うことによってそれをコンパクトにすることが実現できています

 

PD ケーブルの優れているところはパソコンの充電だけではなくそこに USB 機器の充電も重ねて実施できるということです

 

ワイヤレスキーボードマウスイヤホンディスプレイ iPad スマートフォンなど様々なものを一つの PD 充電器から充電できるので非常に便利です 

 

※ご自身のパソコンの充電に必要なW数の確認は忘れずに。

第3位 : AIrPod

猫も杓子も誰でもつけてるAIrPodsがここに登場です

 

ワイヤレスイヤホンは数ありますが最も重要なのはマイクの性能です

 

綺麗な音楽が聴けることはもちろん嬉しいことなのですが仕事で大事なのはオンラインミーティングをしている時にちゃんと自分の声が相手に届くかどうかということです

 

そういう意味でアップルの製品を本当に優れているなといつも思います

 

私もアンカーの製品もいくつか持っていますがやはり音に関しては Apple 製品がナンバーワンな気がします

 

 

 

ただしコストパフォーマンスが良いかと言うとそうでもないのでまずはワイヤレスイヤホンを初めてみようと思っている人はアンカーのサウンドコアがめちゃくちゃおすすめです 

 

 

 

第2位 : モバイルディスプレイ

 

テレワーク時代ならではのディスプレイです

 

通常のディスプレイはコンセントに差し込んだ据え置き型のディスプレイです。

私も自宅で作業するときは大きいディスプレイを使って快適に作業しています

 

しかしいくらテレワークが進んだからといって移動してどこか自分の家以外の場所で仕事をするということがゼロになるわけではありません

 

そんな時にノートパソコンの画面1台だけだといつも大きなディスプレイを使って作業している自分にとっては非常に生産性が低くなってしまいます

 

そこでオススメなのがモバイルディスプレイ

 

特に USB Type C 対応になっているモバイルディスプレイがおすすめです。

 

パソコンから電源と映像出力をそのケーブルに送り込むことで、モバイルディスプレイはコンセントにささずにそのまま使えるという画期的なものです

 

もう一つのポイントとしては持ち運びことを前提にしているのであまり大きすぎずに画面サイズは13.3inchや14inch程度のものがお勧めです

 

大きければそれだけ良いというわけではなく、例えば15.6inchだとかなり大きく重くなってしまう。

 

本当におすすめです。

 

第1位 : iPad air

 

結局また1位は Apple 製品です

 

これはタブレットという意味ではなく書き込みができる電子ノートとしての価値が非常に高い製品です

 

タブレットはたくさんありますし価格も1万円台と安価の物がたくさん出てきています

 

が通常の使い方としては映画を観たり読書をしたり YouTube を見たりというインプットの作業に使うものになってしまいます

 

iPad の優れているところは Apple Pencil と共に使うことによってパワーポイントやワードのドキュメントなどに直接文章を書くことができたり Web ミーティングの時にホワイトボード機能を使って相手に何かを伝えることができるという点です

 

正直ちょっと悔しいですがこれは iPad の独占と言っても過言ではないでしょう

 

周りのコンサルタントもみんな iPad を持っていて、もはやiPad で打ち合わせをするのが当たり前のような感じになってきています

 

IPad にもいくつか種類があります

 

しかし大事なのは Apple Pencil が使えること。

iPad Pro ほど高くなくても良いと思います私は iPad Air で十分です

 

ただし値段が高いのがネック。

 

アップルペンシルを入れると簡単に10万円弱行ってしまいますので。。。。

 

※必ずApple Pencilの第二世代に対応しているタブレットを買いましょう。

 


補足:生産性を高めるためにいくらぐらいつかってもいいのか?

最後に補足として生産性を高めるためにいくらぐらいのお金を使ってもいいのか?という考え方をちょっと書いてみたいと思います

 

生産性を高めるための道具というのは一見単価単価で見てみると高いように見えますがトータルの収入を底上げするという考え方で見れば大した金額ではないのではないでしょうか

 

また毎日毎日何時間も使うようなものなので自分が触れている時間も非常に長いため高い投資をしたとしてもしっかりと使い切るという意味合いだと多少高い商品を買ったとしてもペイすると私は考えています

 

今回はスマホはランキング外になりました

 

スマホも毎日絶対使うものという意味合いだと自分の気に入る高い物を購入しても良いはずです

 

例えば同じ10万円でも年に3回か4回しか使わないレジャー商品を買うのであれば絶対に毎日使うスマートフォンやパソコンなどを高級なものにして生産性を高めたり快適で効率的な仕事をするという方のが私は良いと思います

 

私は元来すごくケチな性格です

が毎日使うもの生産性を高めるものに関してはあまりお金を気にしないようにしています 

 

注意:ブランドにお金を払わないよう。

ひとつだけ注意しなくてはいけないのはブランドにお金を払うという行為です

 

しっかりと、どの生産性をどのように高めるのかというの見極め低スペックで商品を選ぶようにしてください

 

今回結果的に Apple 製品が多くなってしまいましたが私は元来アップル製品が好きではありません。個人スマホもアンドロイドです。

 

嫌いな理由の一つはブランドにお金を払っているというイメージが拭えないからです

 

同じ価格でも Apple 製品以外のものを買えばもっともっと高スペックなものが買える可能性があるという考え方です

(スマホはまさにその典型でAppleを買うことによるデメリットたくさん存在します)

 

ただし今回登場した Apple 製品というのは費用対効果という面でも非常に優れているものだと私は思います

 

ただ単純にブランドが良いデザインが良いというだけではなくちゃんと使う人のことを考えた高性能な良い商品だと思います 。