海外駐在員必見!:駐在中に考えておく、外貨と円の考え方。お得に金融資産を作る。

djooです。

 

3-8年の海外赴任。

例えばアメリカに赴任したとしたらその期間の給料は基本的には米ドルで支払われます。

 

でも、任期が終わり帰国するときには、貯金されたドルを円に買えることが多い。

 

なんでか?

 

当たり前ですよね。

だって日本でドルが使えないから。。。。

 

 

だから日本人駐在員は米ドルを最終的には日本の銀行口座に円として送金するわけです。。。

 

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で、ここで考えたいのが以下の2点。

 

 

1. 海外送金コストを安く済ます方法はないの?

2. せっかく海外の銀行口座があるのになんか活用しなくていいの?

 

 

海外赴任すると、まあ、給料はあがりますよね。

例えば僕の場合は、年収が1500万円~1600万円ありました。(29歳)

 

これは自慢?と思うかもしれませんが、

例えばカリフォルニアでは、家賃が30万円で所得税が30%、一回外食に行けば家族3人で15,000円とかざらです。

 

ってことで、収入は多く見えるけど、意外と可処分所得は高くないかも?

みたいな感じです。

 

でも、うまくすれば日本で蓄えられる金額以上の貯金はできます。

 

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さて前置きが長くなりましたが、結局海外赴任する人って、お金を多少なりとも現地通貨で貯金できた状態で戻ってくることが多い。

とりわけ欧米、シンガポールみたいな日本よりも物価が高いところに赴任すると日本円にしたら結構な金額じゃん!みたいな貯金ができるわけ。

 

 

さて、仮に3年赴任して3万ドル(1ドル=100円にしましょう)の貯金ができたとします。

 

帰国時、このお金どうします?

 

 

多くの場合、現地の口座から日本の銀行口座にお金を送金します。

 

ただし、非常に難しいことではありますが、円安のときに送りたい!

わけですね。

帰るタイミング=レートがいい。わけではないので、

そのあたりは見極めが必要。

 

(民主党政権のときに1ドル80円で交換しちゃったら、1ドル=約100円の今と、1万ドルあたり20万円も差が!!!!)

 

 

1. 日本の銀行口座に送金するときのテクニック : Transferwiseを使う。

https://transferwise.com/jp/blog/overseas-remittance-charge

 

ここにまとまってますが、いわゆる日本の銀行に対する送金は、

「為替手数料+送金手数料」がかかります。

これって、例えば3万ドルを送ると、日本円でいくらになると思います?

 

為替手数料が1ドルあたり2円だとしたら、それだけで6万円

更に送金手数料が8,000円だとしたら

約7万円のマイナス。

3万ドル送っても、手元に残るのは293万円。

 

7万円あったら、海外旅行にいけますよ。

 

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じゃあ、どうするか?

 

今の時代、大手銀行の送金サービスを使わずに、送金に特化した、

いろんなWebサービスを使うことができます!

 

https://homii.jp/host-blog/guest/send-money/#OFX_8211_1

 

このサイトにまとまってたのでこちらを参照。

私が使っていたのはTransfer wise。

この仕組は秀逸。

 

一言でいうと、ドルを円に変えたい人と円をドルに変えたいひとをマッチングさせるもの。

 

1万ドルを円にしたいひとと100万円をドルにしたいひとをマッチングして、

日本円 → 日本円

ドル → ドル

という国内の送金のみで仮想海外送金を実現します。

 

だから、国をまたぐために必要な各国への手数料とかそういうのが不要でかつWebで完結するサービスだから運用コストも安い。

 

さっきの例だと、

3万ドル → 297万円

みたいな送金ができます。

 

手数料は半額以下。

(正確に言うとすでにTransfer wiseの利用者が多いので直接的なマッチングはないが、理屈はそういうこと。)

 

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2. 為替手数料無料のクレジットカードをアメリカで作っておく

 

これは英語で、

  • No foreign transaction fee

と謳っているクレジットカードを日本で使う。という技です。

 

 

要するに日本で1万円の買い物をアメリカで作ったクレジットカードで実施し、お金はドルで引き落としてもらう。というもの。

 

こうすることで、海外送金手数料無料で日本でドルを使える。

という状況が実現します。

 

クレジットカードの選び方はこちらを参考に。http://djoo.hatenablog.com/entry/2018/02/10/030206

 

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3. 生命保険に入っておいて口座はそのままに。

 djooは2.とのあわせ技で、海外口座そのままにしておいてます。

そして、この生命保険に入っておく。というのを特におすすめしてます。

 

日本の保険ってめちゃくちゃ高いの知ってますよね?

この保険。というものの考え方はちきりんさんのブログに譲りますが、

大半の保険は不要 - Chikirinの日記

 

私の言っている保険というのは、

「万が一何かがあったとき、自分の資産ではどうにもできない状況を回避するためのもの。」

いわゆる本来的な保険をさします。

 

日本における医療保険や年金型の保険、貯蓄型の保険などは、全部保険ではなく資産運用の1手です。

 

例えばご主人が死んだときに残された家族はどうやって生きていくの?

みたいなのに備えるのが保険です。

 

んで、

私は掛け捨て生命保険しか。入ってません。

djoo.hatenablog.com

 

ここにも書きましたが、日本で住宅ローンを組んでいることによる、団信(死んだとき住宅ローンが棒引きになる制度)+掛け捨て生命保険でとりあえず子供が成人するときくらいまでに死んでもどうにかなる。という計算が成り立っているからです。

 

 

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んで本題。

 

アメリカの掛け捨て生命保険。

ものすごく安い。

 

例えば、日本のライフネット生命は2,000万円の生命保険を20年かけると、

月額約3,200円

f:id:djoo:20191211103252p:plain

これでも国内の大手生命保険会社に比べると格段に安い!

 

でも、、djooが入っている保険はほぼ同様の支払額20万ドルに対して、

月額1450円

この差。です。

 

これは他のエントリでも書いていますが、要するに金融市場の成長性の差。です。

平成の30年で日経平均が全く上がらなかった。

みたいな記事が出回っていますが、様子するに集めたお金を的確適切に運用できる市場環境であるかどうか。の差。

もちろんオペレーションコストの差もあるでしょ。

 

保険のおばちゃんがBMWを毎年買い換えるだけの給料をもらえているのは、その分掛け金が高くなっているだけ。です。

 

なので、営業コストとかマーケティングコストを最も低くして、掛け金に対してシア的な分配ができ、かつ運用が整う。という条件が揃うと、保険代が半額になるわけです。

 

 

で、このアメリカの保険の場合は、

アメリカに住んでいるあいだしか入れません!

 

なので、お金の使い方として、保険に入っておく。

というのは本当にお得なわけです。

 

もし、アメリカに永住してアメリカの保険に入る。ということであれば実はそんなにお得感はないかも。なんですよ。

 

それは他の金融資産でも同様の利益を得る可能性があるから。

 

でも、それを日本で生活しながらアメリカの市場で運用できる。

というのが旨味なわけです。

 

デフレの日本で使うお金をインフレのアメリカで運用して、為替相場も円安傾向。

これはもちろん仮説ですけどこういう状況を理解した上でドルをそのまま生命保険にしておく。という選択をしたわけです。

資産運用に関してはこちらから。

http://djoo.hatenablog.com/entry/2019/01/15/163453

 

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海外赴任というのは、かなり恵まれたスーパーラッキー待遇です。

 

給料あがり、経験がつめ、かつ異なる国に住むことで得られる様々なメリットを享受できる可能性がある。からです。

 

その価値をただ住んでいるときのものにするのか、

自分たちの人生に長きに渡って使い大きくしていくのか。

はdjoo自身もすごく色々と考えたことです。

(転職も資産運用も同様の考え方がベースになります)

 

だから、ダラダラと海外赴任を伸ばすことで贅沢な暮らしを楽しむ。

みたいな赴任者も多い中で任期途中で帰ってきてしまったわけです。

(コンフォートな刺激がなく成長もないですからね)

 

話は右に左にそれまくりましたが、海外赴任者にとって考えておいて損はない話かな。と思います。

 

 

 

クロスバイクは良品中古を3万円くらいで買ったらいいのではないの?

クロスバイクとかロードレーサーとか、一次はやりましたね。

(もしかしたら今でも流行っているのか!?)

 

んで、そのはやりとちょっとずれるように、中古品も結構出回ってます。

 

特にメルカリとかで、

「かっこよくて、週末サイクリング行くかもしれない。とか思って買ったんだけど、結局あんまり乗ってません。」

みたいな、いわゆる良品、美品の中古。

 

そういうのをお得に買うのがほんとにおすすめ。

 

特に定価が5-6万円くらいのだと、送料1万出したとしても半額くらいで買えます。

 

 

おすすめのブランドはGIANT、TREK、らへん。

特にGIANTはもともとコスパのいい自転車を作っているメーカーなので中古で20,000円とかで買えたらホントラッキー

 

もし、メンテナンスが心配。。。みたいなのがあるのであれば、2万円で買って、5,000円で近くの自転車屋にメンテナンスしてもらえばよいでしょ。

 

新品に6-7万円出すのはもったいない。

(こういう商品は新旧の商品の性能的な差は殆どないです。なので、古くても良いパーツ(ギアとか、ブレーキとか)そういうのがついてるやつを買ったほうがお得)

 

結局自転車なんて、フレームとタイヤとギアと、ブレーキとハンドルと。。。

っていう部品の組み合わせなので、ものすごくこだわりが無ければ大体の性能は部品とサイズ(自分にあっているかどうか)で決まります。

 

ってことで、ちょっと乗ってみたいかも!

くらいの人は、いきなり10万円のクロスバイクとかロードレーサー買うんじゃなくて、まずは中古で試してみてね。

 

Amazonとかで3万円くらいで売ってる無名のそれっぽいクロスバイクを買うのも候補ではありますが、だったらあと1-2万円だしてGIANTとかTREKを買ったほうがいい気が数R。

 

 この辺も評判いいですねぇ。。。

ママチャリ以上を求める人はこれでいいのかも。とか思います。

 

 

 

 

価格コム経由で契約したNURO光のキャッシュバックを期限切れから半年後に取り戻した話。

djooです。

 

「そういえば、NURO光の契約してからしばらくたつけどキャッシュバックってどうなってたかね?まあ、メールアドレスをGmailにしてるから忘れることはないと思うけど。。。。」

 

So-net、マイページ開く

 

「ん!?!?」

 

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なんと、半年前に期限切れ。。。。。

その額、約60,000円。。。。

おいおい!!!

 

60,000円あったらちょっとした海外旅行にいけるじゃんかよ!!!

 

--30分、ちょっと落ち込む--

 

もしかして、同じように落ち込んでる人がなにか書き込んでるかも???

 

すると出てくる出てくる。。。!

 

 

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結論から言うと、問い合わせをすると、すぐに期限を延長してくれて、キャッシュバックを受け取れるようになります!!!

 

問い合わせ先は以下。。。

 

メールの場合

https://www.so-net.ne.jp/support/channel/confirm/

 

文面例

"いつもお世話になっております。

キャッシュバックの受け取り期限を過ぎてしまったようです。

大変恐縮ですが、再度受け取りが可能となるよう、

お手続きお願いできませんでしょうか。

 

よろしくおねがいします。"

 

電話の場合

0120-80-7761

上記メールと同じこと言えばOK。

 

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すると、、、、、、

「本来はNGですが今後もソネットをお願いしますね!ほれ!!!」

のような感じで、なんとマイページにキャッシュバック受け取りボタンが現れる!!!!

 

 

 

たった10分そこらで60,000円。。。

ダメ元でやってみるもんだぁ。。。。。

 

 

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みなさんも、だめだと思っても、

Googleで調べる。

自分から問い合わせてみる。

 

みたいなことをどんどんとしてみてください!

 

結局ソネット側も顧客満足度とかエンゲージメントを高めることが彼らの一番のビジネス基盤を作ることになるのは知っているので、そうそう無下にされることはないようです。

 

 

ただし!!!!!

 

その昔、GMOに同様のトライをしたけどだめでした!!!

 

やっぱSONYGMOの違いはその辺にあるのですかねぇ。。。。

 

 

※まあ、もとを正せばキャッシュバックもらえるっていう契約しているのに、メール見落とすだけでもらえないとか、消費者庁、これは是正でしょ。っておもいます。

 

もちろん、有効な契約期間を満たしていないとか。そういうのは論外としても、

ちゃんと契約して、普通に使ってるんだから、ある期間つかったらキャッシュバックは自動で行われるようにすべきでしょ。

 

じゃないと、これは詐欺に近い。。。。と負け犬の遠吠えをかましてみます。

 

プロフェッショナルとして。良い本に出会いました。

 

プロフェッショナル原論 (ちくま新書)

プロフェッショナル原論 (ちくま新書)

 

Amazonより

説明
内容(「BOOK」データベースより)
「プロフェッショナル」とは、高度な知識と技術によってクライアントの依頼を適えるインディペンデントな職業だ。業態はさまざまであっても、求められるのはたゆまぬ研鑽によって培われる技量であり、最高の結果を追求するこだわりである。ますます複雑化・高度化するビジネス分野において、その仕事はさらに重要性を増している。今こそプロフェッショナルのあるべき姿のとらえなおしが必要だ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
波頭/亮
1957年生まれ。80年、東京大学経済学部経済学科卒業。82年、マッキンゼー&Co.を経て88年、経営コンサルティング会社(株)XEEDを設立。幅広い分野における戦略系コンサルティングの第一人者として活躍を続ける一方、明快で斬新なヴィジョンを提起するソシオエコノミストとしても注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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素晴らしい本です。

プロフェッショナルとは何か。の本質をわかりやすくまとめてくれています。

 

私が戦略コンサルになりたいと思った理由がここに書いてある。やっとスッキリした感じです。

 

 

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

 

 

大ベストセラーになったワークシフト的な働き方はまさにプロフェッショナルのみで世の中が回る世界です。

 

プロフェッショナル以外の仕事は自動化、機械化が進み、人間が提供する労働力は高度で専門的でクリエイティブなもののみに、集約されます。

 

これは、最近では当然のような、大企業から個人に対する業務委託のような雇用でも見られる、企業という形の非効率の顕在化でもあります。

 

とにかく価値のある仕事同士を最短、最速、最低コストで結び、最も効率的な効果をあげるためにはすべての人がプロフェッショナルとしての働き方を目指すべきであるとの確信を得ました。

 

AIに奪われる予定の仕事をしている人は特に読んだほうが良いです。

 

〇〇pay の攻防 : ユーザーが考えるべきことは、お得かどうかではなく、利便性。

約1年前に以下の記事で指摘しましたが、

銀行口座との連携がクレジットカードである限り、

電子決済は永遠にクレジットカードのままです。

 

djoo.hatenablog.com

 

上記の記事で指摘しているように、銀行口座に給与が振り込まれるんだからそれをどうやって自社サービス(電子マネーにチャージ)するかがポイントです。

 

んで、色々とみてみると銀行口座の登録が各社できるようになって、

オートチャージ機能なんかもついているようで、一歩キャッシュレス社会に近づいているんだなぁ。と実感しました。

 

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さて、話は変わってユーザー側としてはこの流れをどう捉えるべきなのでしょうか。

 

今、〇〇payを使っている人の大半は、高還元に踊っている。という状況ですよね。

便利とかそういうことではなく。

 

「だけども結局最終的には使いやすいかどうか。」

が勝負をわけます。

これは、先進国であればあるほどその傾向が強く、

使いにくい = 自分の時間コストがとられる

と考える人がふえるから。

 

よく言われる、日本の主婦は1円安い卵を買うために自転車で10分遠いスーパーに行く。

ということがありますが、こういうのもそのうち完全になくなるでしょう。

(増税前のかけこみがいまいち起こらなかった。というのもそもそも2%くらいの差で慌てふためくほうのが効率がわるい。と考える人が多いからです。)

 

さて、では電子決済において、「利便性が高い」というのはなにか。

これはものすごくシンプルで、

1. 使える場所がおおい

2. 使うための手間が低い

3. 自動的にチャージされる

この3つです。

 

そこには、高還元であるとか、コーヒーが安く飲める。とかそういうお得という観点は抜けます。

お得というのはある種娯楽的なものであり、趣味で楽しむ分にはいいのでしょうが、日常生活における決済というのはコスト(ここで言うコストというのは支払う金額ではなく支払い行為、事業者側の受領行為)でしかない。ということです。

 

ってことで、前回の記事から1年たちますが、相変わらずdjooは

交通系ic × オートチャージ

が最強であるという考えを変えていません。

 

交通系ICカード

1. 使える場所がおおい → 電車バスに乗れる。使えないコンビニはまずない。

2. 使うための手間が低い → スマホの電源を入れることなど不要。ピッで終わり。

3. 自動的にチャージされる → クレジットカードとの連携が

 

〇〇pay

1. 使える場所がおおい → 電車バスに乗れない。まだまだ少ない印象。〇〇payが多すぎて店によって使い分けるのが面倒。

2. 使うための手間が低い → スマホの電源を入れる。電源きれてたら終わり。

3. 自動的にチャージされる → これは一部できるようになってるのがあるみたいですね。(でもね、使える場所が少ないということはチャージされる金額も少なくしないとNGってこと。)

 

こういう比較をしてみると、一時的な還元祭りが終わってしまえば結局みんなSuicaに戻るんじゃないかと考えてます。

というか、交通系ICカードのポイント還元の仕組みをもう少しまともにしたら誰も〇〇payを使うことはないはず。

(オートチャージSuicaの圧倒的なデメリットは還元されたポイントをSuicaにチャージするためにJRのviewの端末に行かなきゃいけないこと。これはありえないほど馬鹿げてる仕組み。)

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さて、最後にキャッシュフローの話。

 

銀行口座連携の〇〇payとクレジットカード連携のSuicaだと、同じ金額がオートチャージされるとしても、ユーザー側に対するファイナンスのメリットはクレジットカードのが圧倒的に有利です。

 

なぜかというと、クレジットの場合はマイナス金利で借金ができる。から。

今の現金よりも未来の現金のほうが価値が低い。

 

クレジットカードの最大の魅力は、

未来の現金で今の商品を買えること

です。

 

そもそも電子決済云々の前に、こういったキャッシュフローのメリットがクレジットカードの最大の強みです。

借金できるから、クレジット=信用 のカードなわけですね。

 

なので、〇〇payのような銀行口座からお金が勝手にチャージされる仕組みというのは、事業者側に取ってはものすごい美味しい話なわけです。

だって、現金が一時的にどかっと入ってくるわけですから。

 

そのお金を1ヶ月間運用すれば1-2%くらいお金が増えます。

金融機関みたいなもんですね。

 

ってことで、資産運用のことを少しでも考えるのであれば、還元される金額だけに注目するのではなく、今の支払を未来の現金からできる。というメリットも理解しておく必要があります。

 

そもそも中国でAlipayが爆発した理由は、信用力が低くクレジットカードを持てない人が大量にいて、その人に対する電子決済のサービスを提供できたから。です。

 

日本人の大半の人は本気出せばクレジット持てます。

なので、別に現金を電子化して支払う〇〇payを使わずともクレジットにすれば本当はいいんですよね。

 

なお、クレジットカードのもう一つの利点としては、

「保障がある」

ということがあげられます。

 

例えば不正利用。

不正利用された場合はクレジット会社が保障してくれます。

 

また、不当な引き落としの場合もクレジット会社が間に入ってその分の引き落としをストップしてくれます。

 

アメリカでは上記のようなメリットも含めてクレジット信者が多い。

 

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○○payを単なるお得なもの。と考えるのであれば、クレジットカードの新規入会特典を手当り次第取りまくればいいんじゃないの?とかっておもってしまいます。

 

どのカードも新規入会で5,000円くらいくれるので、10%還元。をやっていたとしたら○○payで50,000円分買い物したのと同じ効果です。

 

新規顧客獲得コストとしては、○○payのやっている還元策というのはそんなに巨大なものではなく、クレジットカード業界では当たり前のことです。

 

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金融サービスを選ぶときには利便性とファイナンスの観点で魅力があるかをしっかりと考えないと、お得に踊らされて自分の大切な時間を浪費することになりかねません。

 

djoo

amazonの対抗馬:楽天西友ネットスーパー

djooです。

 

配送範囲は限られるものの、楽天×西友 のネットスーパーはものすごく便利です。

 

corp.rakuten.co.jp

 

スタートしてから約1年。

amazonの対抗馬として十分に使えるサービスです。

 

以下、ここがいい!という点をまとめてます。

やっと、まともに使えるネットスーパーが始まった感があります。

 

1. すぐ届く。日付が結構選べる。

ネットスーパーを使ったことがある人ならよく分かると思いますが、

ネットスーパーとamazonの大きな違いであり、デメリットは、

・すぐ届かない

・受け取りが必要

この2つではないでしょうか?

 

一方で、amazonがまだまだリーチできていないのは、

・生鮮食品のネット化

です。

 

しかし、楽天西友ネットスーパーでは生鮮食品が最短当日に届きます。

そして、配送便が多いようで、選べる便が多い。

要するに、ほしいときに注文して、すぐ届く。

というのが結構実現できています。

 

2. 西友オリジナル商品が激安で良い

sm.rakuten.co.jp

 

楽天西友の最も強い部分としては、オリジナル商品の

「きほんのき」

「みなさまのお墨付き」

が買えることではないでしょうか。

 

特に日用品をまとめ買いで安くしたい。

的なニーズはamazonユーザーにとても多いと思いますが、

楽天西友ネットスーパーでの購入も検討の余地ありです。

 

例えば、缶の炭酸水。

きほんのき の缶の炭酸水はなんと一本37円。

1ケース★きほんのき 炭酸水|楽天西友ネットスーパー

f:id:djoo:20191007173614p:plain

 

 

500mlペットボトルでも、一本48円と激安です。

 

f:id:djoo:20191007173953p:plain

 

ただし、

「5,500円以上 送料無料」※通常330円 の送料

というのがamazonとの一番の違いでしょう。

 

でも、翌々考えてみると、330円の送料くらい大したことがないくらい、単価が安い。

 

洗剤関係やボディソープなど、こだわりがありNBを使いたい人でなければ、西友のPBで本当に十分なものがたくさんあります。

 

生鮮食品を全く買わなくても、amazonの代わりとして十分に比較可能な品揃えと価格とサービスで有ることは間違い有りません。

 

ぜひ一度試してみてください。

 

15年前、大学教授が予想した「自動車はエンジンで動き続ける。」は大きくハズレた。 ガソリン車の終焉

djooが大学生だったころの話。

 

熱力学の教授が授業中にこう言いました。

「自動車のエンジンが電気に置き換わることは当面は無いだろう。

走行可能距離、価格、パワー、どれをとってもガソリン車やディーゼル車にはかなわない。

 

特にF2E(Fuel to Energy:化石燃料から取り出せるエネルギー)の観点から言うと、電気自動車を作るために必要となる化石燃料は引き続き大きく、環境負荷が叫ばれている今の事業環境から考えても量販化は難しい。」

 

そして、昨今の日経新聞

www.nikkei.com

 

そう、すでに巻き返し。という表現が使われるほど自動車の電動化は進んでいるんですよね。

 

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■未来は誰にもわからない。

その当時、学生だった僕は将来の進路として、エンジニアを考えていました。

 

「テクノロジーで世の中を支える。ものづくり大国日本。」

 

そういうプロパガンダが政府や経団連から熱心に発信されていた時代であり、

メディアも今ほどwebに推されていない時代でした。

 

大きくて有名な会社が強くて偉くて、正しいと信じられていた時代。

銀行も証券会社も自動車会社も自分たちが停滞している日本を救うんだ。と本気で言っているように勘違いするような時代。

 

そんな時代背景も相まって、当時工学部の権威ある教授が発した

「エンジンはまだ大丈夫」

という言葉は多くの学生に信じられていたはずです。

 

しかし、たった15年で、

「エンジンはこれからも大丈夫」

といえる人は殆どいなくなったのは間違い無いでしょう。

 

どんな専門家でも未来を予測することはできないんだと強く実感しています。

 

■エンジンの専門家が見越せる未来は局所的

結局、エンジンの専門家はエンジンのことしかわからない。

この15年間で、電動化を推し進める世の中が生まれたキッカケになったものは、決してテクノロジー関連の話題だけではありません。

 

むしろ、政治 / 地政学 / 金融 / 人材、、、様々な要因により、

(結果として)電動化の世の中が進んでいます。

 

例えば

リーマンショックの崩壊 → 既存産業の限界を感じさせる

東日本大震災 → エネルギー問題が浮き彫りに / 東電解体で、大企業が正しいという考え方が神話となる。

GAFAの台頭 → プラットフォームを制するものが強者であり、ハードはソフトのためのものに

・中国の台頭 → 安かろう悪かろうが安くて機能もそこそこ。という認識に。

・技術は模倣される/サムスンの台頭 → 日本人技術者が韓国に渡りサムスンやLGを世界企業に成長させる。技術は簡単に模倣され、性能だけで勝負できないことが自明に。(そしてサムスンも次なる驚異に怯える時代(ファーウェイなど))

VW排ガス問題 → 世界トップメーカーの限界を露呈/欧州発のガソリン/ディーゼル車の開発規制がスタート

・アップル Iphoneから始まるスマホバブル

・(世界で)自動車所有価値が著しく低下 → UBERAirbnbなどのシェアリングエコノミー、maas、saasが当たり前の価値観が醸成される

Brexit / ギリシャ崩壊 / テロの脅威 / リモートワークの増加 。。。。。

+++

・バッテリー性能の向上 / テスラの台頭 → 自動車関連の話題

 

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とまあ、djooの少ないDBの中だけで考えても、この15年で起きたことはたくさんあり、そういう色々な情報や事件が結果として、

「ホンダ、電動分野で巻き返したい」

というニュースを誰も驚かないほど当たり前にしてきているんですね。

 

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さて、djooの学生時代の同期や知人の中には、内燃機関の研究をしているものが何人かいます。

彼らとの交流はすごく少なくなっているけれど、今、彼らは何を想っているのかすごく気になる。

 

「あなたの技術はすでに古く、これからどんどん使われなくなります。」

と言われたときに、どう、キャリアを考えていくのか。

 

例えば、伝統工芸品を作るような、そんなノスタルジックなものとして捉えてやっていくのか。

でもそんなふうに感じてもらえるほど古くない。

中途半端な斜陽技術にどっぷりとハマっている彼らの仕事人生で、今後、エンジンと言うキーワードでワクワクと楽しむことができるのか。

 

食いっぱぐれることもなければ、トヨタが明日にでも潰れて社員が路頭に迷うことはかなり低い確率でしか発生しないでしょう。

 

しかし誰もが、そんな

最悪な状況を想定して生きている=自分の人生の価値を低く見ている。

わけではなく、結構日本人はじめとして先進国のホワイトカラーはプライドが高いし、わがままだと思うんですよね。

 

死ななきゃいい。みたいな、マズロー欲求段階説の最下層を求めているわけではなく、

承認欲や自己実現を目的にしている人も多いハズ。

 

そういう、高位の欲求を満たし続けてくれるキャリアは、何もしない人にはおきないでしょう。