決定版:資産運用 目的の明確化 : 教育資金 : 年率5%を目指す (都内、専業主婦、子供2人のdjooの場合)

30代、サラリーマン、専業主婦&子供2人。

23区内戸建て持ち。

 

という結構きつい家計を管理している、djooです。

 

結構きつい家計を管理しているので、結構ちゃんと資産運用考えています。

 

本エントリでは、

運用の目的を明確にして → そのためにどの様に資産運用するか。

ということをdjooの実績をベースに書きます!

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1. いつ、いくら必要か考える

djooが運用を始める目的にしたのが、教育資金の確保です。

教育資金と言うのは親にとってはとても大事なお金です。

日本は義務教育があるからと言って、高校や大学には入れないと、子供が生まれた瞬間に決める親御さんはそう多くないと思います。

 

また、私自身がそうだったように、大学後に大学院に進学するケースも当たり前になっていますし、海外留学を検討する方も多いと思います。

 

教育資金の準備を考える上で、いろいろな可能性を全て網羅しようとしてしまうと、お金がいくらあっても足りません。

お金持ちの方はそれでも良いのでしょうが、私達の様な一般庶民にとっては備えが必要です。

 

そこで、今、わかっている範囲で可能な限り試算しておきそのために今から少しずつ準備する必要があります。

 

■前提条件

・教育資金には、学費、入学金が含まれる

(塾の費用、一人暮らし費用、食費などは含まれない)

・公立の小学校、中学校に進学

・私立の高校、大学理系、大学院理系に進学

 

我々は、下の様な表とグラフを作り教育資金の年間必要量を試算しました。

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トータルの教育資金は2600万円です。一人あたり1300万円。

特に、2030年-2039年の9年間に年間平均180万円ほどの教育資金が必要になります。

 

一つ目のポイントの結論としては、

2042年までに2600万円必要」

となります。

 

試算に用いたExcelをアップしておきます。

教育資金試算.xlsx - Google ドライブ

 

2. どうやってその資金を準備するか考える

 次にどうやってその資金を準備するかを考えました。

特に資産家でもなんでもないので、月々のお給料から少しずつ貯金をするしかありません。

しかし、貯金と言うのはあまり有効な策ではなく、長い期間、2042年までで考えた場合は24年間もの長い期間があるため、運用することにしました。

 

今の世の中webで便利なツールがたくさん提供されていまして、野村證券のサイトでマネーシミュレータと言うものがあります。

www.nomura.co.jp

いつまでに、いくら

 

が決まっている場合は

 

年利何%で月々何円運用が必要か

 

すぐに計算してくれます。

 

先程の2042年までに2600万円という数字を使い、更に年率5%※で運用すると仮定したところ、月々4.8万円の積立投資が必要ということがわかりました。

※年率5%で運用ってどうやるの??は下でご紹介。

 

計算結果がこちらです。

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グラフの赤線が運用後の資産総額でグレーの線が貯金をした時の資産総額です。

運用が順調に進むと仮定すると、総額で500万円以上の差が出るのですね。複利の効果をバカにしてはいけませんね。

 

注意:

こちらの試算では運用に回した資金は全て再投資されていると仮定されています。

つまり途中でそのお金を使ってしまった場合は運用結果が下がるということです。

 

その為、少額の教育資金は日常の大きな出費として貯金で対応するようにして、積立投資の資金は極力大きな出費まで手をつけないようにする必要があります。

 

貯金がもうそろそろ無くなりそうだな。というギリギリのタイミングで積立分を少しずつ切り崩して使う様にすることで理想の運用結果に近づけていくというイメージです。

 

 

3. どうやって運用するか≒どこに投資するか考える

下のエントリでも基本的な考え方は書きましたが、、、、

djoo.hatenablog.com

 

最近は、以下のようにしています。

 

1. アメリカ株(個別株) 40% = ATT / BRK.B

2. アメリETF 40% = VOO

3. 日本個別株 20%=マザーズ/一部

アメリカばっかり!!!ってなりますよね。そうですよね。

 

でもアメリカ≒世界の資本主義

と言っても過言ではないくらいアメリカは強い。

 

アメリカが下がれば世界が下がる。

 

そして、、、、

アメリカの株は上がり続けている。

 

だから貯蓄性向の強い運用には絶対にアメリカ株がおすすめ。。。

 

 

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こちらのグラフを見てもわかるように、日経平均とNYダウでは、全く異なった動きをします。

 

日経平均の場合、グラフ左端の1985年1月から右端の2016年までの間で上昇と下降を繰り返しています。

 

一方で、NYダウは、まさに右肩上がり。

リーマンショックで一時大幅に値を下げているものの、その動きは日経平均とも連動。

 

つまり何がいいたいかというと、

NYダウ全体は基本的に上がり続ける(過去実績)

 

■じゃあ、これからも上がり続けるか? → 答え:日経平均よりは可能性が高いでしょう。

 

どこかの金融商品を買って、貯蓄のように利用していくのであれば、それは間違いなく、日経平均ではなくnyダウを買うべきですよね。

 

基本的に、日本は

・人口減

GDP

・主要産業減(車とか電機はじめ輸出産業は軒並み他国の追随を許しまくってます)

・IT/医療関係 イマイチ

ってことで、市場全体でみたときに、他の市場と比較したときに安泰とはいい難い。。。。

 

結局SVF(ソフトバンク・ビジョン・ファンド)なども、ファンドの構成はアメリカや中国、インドなどが中心で日本は入っていない。

つまり将来はあんまり明るくない。ということです。

 

孫さんは日本で稼いだ金を使って海外に投資している。

だったら個人でそれをやればいいんです。きっと、日本で一番投資がうまいのは孫さんでしょうから。

 

細かい銘柄の説明です。

 

ATT : AT&T アメリカのNTTです。配当利回りが6%を超える高配当株。通信の巨人として絶大な信頼感。株価自体は横ばいですが、配当利回りを考えると成長中の株。再投資に対する費用(税金)がかかるためあまり投資効率は良くないですが、再投資先をATT以外にできるという点と、配当率が高い=株価の下支えになる。という意味で投資中。

 

BRK.B:バークシャー・ハサウェイB株。世界一の投資家、ウォーレン・バフェット率いる投資会社です。ウォーレン・バフェットのマネをして投資をするならウォーレン・バフェットの会社の株を買えばいいじゃん。という発想から。間接的には世界中に分散投資をしていることになり、なおかつ再投資も自動的に実施してくれます。

 

VOO:バンガードS&P500ETF。ウォーレン・バフェット推奨のS&P500を買え。というのを格安で実施してくれるETFです。配当も1%ちょっと出ていますが、基本的にはNYダウに上場している優良銘柄500社に分散投資していることと同義です。

 

日本個別株:ちょうどこの前に利益確定してしまいましたが、マザーズ東証一部の個別株を遊び半分で買っていました。市場自体が上向いているときには利益が出やすい。

実際にこの2年半くらいでトータル200-300%になりました。ハイリスク・ハイリターンなのでたくさんは持っていませんが、面白みはあります。