転職時に転職者が理解すべき社内の状況
djooです。
ベンチャー企業を辞めるときに、上司や会社の上層部、同僚の取り扱いには十分注意が必要だな。と強く思いました。
1. 上司や会社が裏切られたと感じるのはあたりまえ
そもそも上司としては、自分のしごとを長くやってもらうつもりで、部下にあたる社員には色々と教育をし、将来を見越した仕事を与えています。
(そうでない職場で場当たり的な業務を振っている上司もいると思いますが)
ということで、彼らの頭の中の計画には、転職を申し出た社員をどう使おうか、というアイディアがしっかりとあったわけです。
でも、転職者側からしたら、はっきり言ってそんなこと知ったこっちゃないわけです。
将来を期待している。とは言ってもすぐに役職があがって大役が回ってくるわけでなければ、そういう約束を上司ができるわけでもない。
あくまでも「上司や会社が勝手に期待をもって勝手に計画していた」だけです。
でも、やはり日本企業というのは、辞めていくことによるショックやダメージがでかい。
そういうことを想定するということが下手だし、人材や組織に対して配慮や戦略が弱い部分があります。
(アメリカにいたときには辞めても大丈夫な体制をとる。ということが一番大事でしたし、そもそも人の入れ替わりが激しいので、そんな中でもパフォーマンスがちゃんと発揮できる組織づくりができる上司が認められてました)
ということで、まずは上司的には、会社的には、
「裏切られた」
と勝手におもうわけです。
そういうふうに勝手に捉えられるようなことをするんだ。と転職者はちゃんと腹積もりをもって退職手続きにはいりましょう。
2.社員への動揺は少なからずある。でもそれは会社にとって必要な動揺です。
私は、誤解を恐れずにいうと、幹部候補社員であり、社長の右腕として、ベンチャーをまわしていく最前線にいました。
部署関係なく全社案件の先頭にたつのは常に私。
社長の代わりに社員を鼓舞するのも実務レベルでは私の仕事。
なので、退職の事実が社内に伝わるにつれ
「明らかに士気が下がっている」
というのを強く実感しました。
中には、「自分もやめようと思っている」や「どういう転職活動をしたのか」「次の職場の給料はいくらか?」など、辞めることがわかったがゆえに、社会人同士という立場で深い話ができるようになったりしました。
これは、社員にとっては、
「あの人がやめるということはうちの会社はやばいんじゃないか」
とか
「あの人が辞めるというのはやっぱり自分の感じていた違和感は間違いないんだ」
という裏付けになり、彼らの会社に縛られないキャリアプランの背中を押すことになるわけです。
そして、やはり人間というのは面白いもので、少しでも士気が下がると、それがわかるものなのですね。
発言一つとっても、「やめようとおもっている」と打ち明けてくれた社員の言動はやはり長期的な視点が抜けたり、覇気がなかったり。
会社側からしたらたまったもんじゃないでしょう。
一人の社員に引きつられて次々と人が辞めていったら、それこそ業務が止まってしまう可能性もあります。
一方で、そういう社内の体制になってしまっていた。というのをこういう一連の離職を経験することで、会社が学び、そこに対する適正な準備や投資を考えるキッカケにもなるはずです。
ですので、自分が辞めることで会社がいい方向に変わっていく可能性がある。
従業員にとって最も強力なカードである、「退職」を使うことで、自分がお世話になった会社が少しでも良くなる。と信じて残された役員に会社を委ねる気持ちが大事です。
間違っても、
「自分のせいでみんなが仕事に集中できない」
とか
「自分に続いてみんなやめたら会社に申し訳ない」
などと思ってはいけません。
むしろ、自分ひとりぐらいが辞めたところで動揺もなにも起こらない会社であるべきです。
3. 次の職場の情報は程々に出したほうが良いかも
私は次の職場の情報を100%オープンにしてました。
すると、ある上司からは、「あそこにいくのはどうかと思う」などという意味のわからない嫌味に近い意見が、送別会で出てきました。
引き止めるためのアイディアならまだしも、送別会という、もうどうにもならない状況で次の職場の批判を始めてしまったんです。
これはもちろんdjooにとっても好ましいことではありません。
でもそれ以上に、退職者にたいしてそういうことを公然と吐いてしまう上司がいるということを、周りの人間が聞いている。という状況が最悪です。
一言でいうと、ものすごくダサい。
本気でdjooのことを考えた上でのアドバイスだと捉える人はおらず、自分が管理しきれずに辞めていってしまった社員に対する嫌味を言っている、かっこ悪い上司。とみんなが思ってしまったんです。
その人のことを尊敬していた私の部下も
「みんなの前であんなことを言う人だとは思わなかった。信じられなくなった」
と幻滅し、とりあえずビズリーチに登録してました。(笑)
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djooとしてもお世話になった上司なので評判が落ちるのはあんまり気持ちのいいことでは有りません。
なので、もしかしたら、次の職場の情報はあまり公にしないほうがいいのではないか?とも思いました。
djooになったつもりでああでもないこうでもないと会社の批判や比較が始まってしまうのですが、そこには論理性も目的もなく、ただの嫌味や未練に聞こえるものです。
4. 引き継ぎ計画は前倒しで実行し、ギリギリまで自分が業務をしないでも良い状況を作る → 社内外への正式アナウンスを早めに。
退職日直前になって退職のアナウンスを投げる人が多いですが、結構早めのが好ましと思います。
なぜなら、
・辞めるということがわかれば、関係のある人は必死になって引き継ぎをしようとする
からです。
引き継ぎというのは、どちらかというと、投げる方(辞める人)ではなく受ける人が積極的でないとうまく進みません。
でも、退職していくのは本人の勝手なので、受ける方というのはものすごく前向きに協力的でない場合があります。
ですので、強制的にでもそういう姿勢を作らせるために、辞めることを社内外に対してさっさとオープンにしてしまい、
「あの人はもういなくなる」
という前提で業務にあたってもらうというのが得策です。
そうなると、いちいち辞めることを説明して引き継ぎする必要も無ければ、
勝手に向こうから引き継ぐべき内容がふってきます。
社外を巻き込むことで、社外からの連絡が引き継ぎ先に積極的に流れるようになりますし、引き継ぎ先としても、現担当がいる最中に自分でやってみてわかんないところを聞く。ということができるのがベストなのです。
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以上、転職したことがある人は多かれ少なかれ共感できる部分もあると思いますが、
改めて書いておきます。
1つの会社で60-70歳まで働き続ける時代は終わりました。
※参考
車大手、中途採用広がる トヨタは総合職の年5割に
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50497670S9A001C1MM8000/
やっとのことでトヨタも方針を変えましたねぇ。
まあ、新卒一括採用して、そのまま40年働かせて、使い物になり続けるわけがないですよね。時代も変わるし技術も変わる。そういう中で、人材がボトルネックになって死んでいく企業が沢山有ります。
逆に、一つの会社しか経験したことがない人の市場価値はどんどんと下がっているということを実感します。
転職したことがある人はよくわかっていると思いますが、転職にはパワーが必要です。
転職活動自体にもパワーが必要ですが、新しい環境に適応してパフォーマンスを発揮するというのも大変。
でも、人材の流動性はますます高まっていくわけで、企業という概念そのものがあまり意味をなさなくなるのも自明です。(フリーランスやオープンイノベーション)
ということで、日本の伝統企業における転職者や転職というのは「悪」と考えられ、色々と気持ちが沈むことが多くなるはずです。
でも、転職は悪ではなく、日本や企業を救うために必要なこと。
必要悪ではなく、完全な善です。
5,000円でキッチンリフォーム? ステンレス、コンロ用カバーで、狭いキッチンを広く使おう。
ヨシカワ(Yoshikawa) システム用レンジカバー ステンレス シルバー 69×52×7cm 1304170
- 出版社/メーカー: ヨシカワ
- メディア: ホーム&キッチン
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djooは都内に戸建てを持っていますが、必ずしも広いキッチンがあるわけではありません。
まな板をおいて、ボールで調味料を混ぜて、バットに肉を入れて味付けをして。。。
とやっているとすぐにキッチンの作業台がいっぱいいっぱいに。。。。
で、色々考えた結果、
「コンロって使わないことが多いから台を載せて作業スペースにしちゃおう」
と決めました。
んで、購入したのがこの商品。
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そもそも、最近の調理は、電子レンジ&オーブン&自動調理器具(ホットクックとか、炊飯器調理)、なんかが多いので、そもそもコンロを使う機会が減っています。
なのに、コンロがあるスペースは意外と大きく、もったいない。
広いキッチンにリフォームするには何百万もかかるし、そのために郊外に引っ越すのも。うーーーん。
ということで、コンロスペースを有効活用するアイディアにいたりました。
たった5,000円で、結構高級感のあるステンレスの作業台が拡張できます。
もちろん、カバーを上に持ち上げれば通常通りにコンロは使えます。
狭い日本で。狭い東京で快適に暮らしていくアイディアとしてご紹介します。
オートロックベルトがすごく便利で機能的。amazonで1,000円
最近ベルトをかえました。
amazonでわずか1,000円の消費ですが、本革のベルトです。
今回かったベルトは、
「オートロックベルト」
です。
何かというと、ベルトに穴がなく、カチカチカチっと自由にサイズ変更が可能で装着がすこぶる便利なものです。
結局ベルトって、穴の部分から壊れていくのですよね、いつも。
もちろんベルトの長さは普通のベルトと同様にできます。
そもそもブランド品がほしい人には全く価値のない情報だと思いますが、
それっぽいものが使えれば良い。
という人には朗報です。
ベルトは消耗品だと思います。
安くていいもので、かつ機能的に便利であればなお良いですよね。
お試しください。
ワンデーコンタクト、一箱(片目1ヶ月分) 1,350円 の衝撃 / エルコンワンデーのレビュー + 節約の考え方おさらい:固定費を下げよう
コンタクトレンズ、処方箋なしでネットで買えるのはご存知でしたか?
ネットで買えることがわかっていても、ワンデーアキュビューモイストとか、いわゆるブランド品を書い続けているかたがきっと多いと思います。。。
でも
「毎日使うもので、無いと困るもの。なのに価格が高い。。。」
「2weekとか1monthにして節約も考えたけどワンデーのが便利なんだよなぁ。」
と、考えている方多いと思います。
そこで、、、、色々考えた挙げ句、
「無名メーカー」「処方箋なし」「ネット購入」
に挑戦中です。
結果的に毎月2,000円以上の節約ができています。
もちろん、使い心地も損なわずに。です。
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■買っているのはエルコンワンデー
djooがこの1年使い続けているワンデーコンタクトは、エルコンワンデーです。
結論から言います。
「もう二度とワンデーアキュビューには戻りません」
メリット
・そもそも処方箋が無いという点で安い。
・ネットなので店舗よりも安い。(人件費や店舗維持費が商品代金に含まれていない)
・無名メーカーであり、ブランドがない分安い
デメリット
・無名メーカーだから不安
そして、この無名メーカーだから不安という点をこの1年で完全に取り除くことができました。
むしろ、ワンデーアキュビューよりも好みの問題かもしれないけど、つけ心地がいいよね。
と思うことも。
※そもそも、コンタクトレンズは医療用機器なので、厳格な審査を通過しているもののみが販売されています。合う合わないという差はあるにせよ、基本的な人体への影響などはクリアになっているため、どんなものを買っても基本的には問題ないのです。
■価格の比較をします。
amazonの金額で比較します。
3ヶ月分(1箱30個入り×3ヶ月×2(両目)
ワンデーアキュビューモイスト :14,000円
エルコンワンデー : 8,000円
その差、6,000円!
3ヶ月でこの差なので、1年だと、なんと24,000円もの差になります。
ぜひ一度試してみていただきたい。
例えば、1箱だけ(一ヶ月)、試してみて、合わなかったやめてもとに戻す。
ということも有りかと思います。
例えば↓のように1箱から買えます。
(もちろん大量買いのほうが単価は下がります。)
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■節約の考え方をおさらい ~賢く生きるために~
さて、世の中の色々な節約術や運用術など、個人が考えて消費をすることで、大きく生活コストが変わる時代ですが、
今回のコンタクトレンズの取り組みはものすごく大当たりな工夫でした。
「毎月確実にかかる費用で、かつ、絶対額が大きいもの」
の節約が一番効果的です。
節約の基本的な考え方は
「固定費を下げること」
です。
固定費 :住宅費、 光熱費、保険、税金、通信費、教育費、養育費、、など
変動費 : 旅行、家電製品購入、外食費、、など
とにかく、固定費を徹底的に下げることに注力すべきです。
なぜなら、節約には、労力がかかるため、労力をかけずに自動的にお得になる仕組みをいかに作るか。が一番大事だからです。
例えばdjooの場合は以下のようなことをすべて実践済
・電気代 : 乗り換えでお得に。エネオス電気に
・ガス代 : 乗り換えでお得に。エネオスガスに。
・水道代 : クレジットカード払いでポイントゲット
・携帯代: 格安SIMに乗り換え済。(どこの格安SIM会社も対して金額は変わらないので、どこでもいいので大手3キャリア以外の通信会社にすればOK)
・web代 : 価格コムで契約 → キャッシュバックをもらったら乗り換え(2年に1度の乗り換えで、光通信が月額4,000円くらいになってます。そもそも家にネットをひかない。というのも有りな選択ですが、うちは専業主婦+子供二人。がamazon prime ビデオやNetflix、amazon アレクサで音楽聴きまくっているので必須のインフラとなってます)
・保険 : ネット掛け捨て生保のみ加入。医療保険やがん保険、大手有名保険会社の商品は不要です。(ニッセイ、第一生命、明治安田、プルデンシャル、アフラック。。。)
生命保険の基本的な利益構造を見たい方は以下の本のご一読をおすすめします。
ライフネット生命の社長(今は会長かな?)の本です。
・コンタクト : エルコンワンデーに。ワンデーアキュビューモイストからの乗り換え。
・住宅(おまけ) : 住宅ローンを低金利で借りて、なるべく長く借り続ける。
→ 住宅ローン減税を考えると、そもそもお金が戻ってくるという意味のわからない制度が日本にはありますからね。
ちなみに、団信に入ることにより、借り主が死んだら借りてるお金は棒引きになります。(これは生命保険のようなものなので、この分を考えると実は生命保険料は低くていいはず)
→ 住宅ローンの金利 <<< 一般運用商品の金利。なので、繰り上げ返済せずに、繰り上げ返済できる金額があったら、NYのETFでも買ったほうがいいです。
運用に関してのエントリはこちら。
http://djoo.hatenablog.com/entry/2019/01/15/163453
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色々書いてしまいましたが、コンタクトレンズの挑戦は1年の効果検証に裏付けされています。 人柱になりました。(笑)
ものすごく価値のある即効性のある節約術だと思いますので、ぜひ試してみてください。
外資戦略コンサルになるにあたり読んだ本1
外資系コンサルの知的生産術?プロだけが知る「99の心得」? (光文社新書)
- 作者: 山口周
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2015/02/20
- メディア: Kindle版
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外資系戦略コンサルになるにあたりコンサル未経験であるためまずは本から情報集めよう!ってことでいくつか読んだ本を紹介します。
1つ目は、コンサルになるかどうかまだ悩んでるときに読んだ本です。
外資系コンサルの知的生産術?プロだけが知る「99の心得」? (光文社新書)
この本、事業会社にいるも気に大変役に立ちました。
知的生産を仕事にしている人には普遍的に役立つ本です。
当たり前なのですがすべての仕事に顧客がいます。
そして営業やコンサルではなく事業会社の企画部隊などの人にとってはそれは上司や役員になるのではないでしょうか。
最終顧客はもちろん一般消費者や取引先になりますが、社内で企画を通すことやプロジェクト予算を獲得するという視点に立つと社内に顧客がいる人も多いはずです。
そういう人でもコンサル的な知的生産の手法というのはものすごく重宝します。
例えば、論理と立場を分ける。
というのが社内にいるととても難しいときがありませんか?
例として、社長が考えた新しい企画だから難しいとわかっていながら進めなくてはいけない。など。
こういう類のものは結果がどうであれその仕事を受けて回しているものとしてはとても歯がゆく、違和感があるはずです。
でも、会社法や社内のルール的には上司(顧客)ガイッタコトガ正しいとなってしまう。
そんなときにどう考えてるのか、そして何に注意しなくてはいけないのかがよくわかります。
結論としてはやはり論理的に考えて批判することが大事なのですが、なぜ大事かというと、自身や組織の成長がストップしてしまうからです。
すなわち、本質的なものの見方ができなくなってしまい、そのうちに世の中で使えない人になってしまう。
おかしなロジックが見に付いてしまう、のですね。
これは実はどんなに優秀な会社でも少なからずそういったものはあるのです。
そしてそういう理屈では通らない考えが少しずつ自社を衰退させていってしまうのです。
…………
例を上げます。
ハードディスクレコーダーが普及するにつれCMはスキップされます。
この事実は蓋然性が高く、小学生でもわかることです。
手はそういう場合、広告代理店やテレビ業界は何をしたかというと、まずはそういう事実に向き合わないという手をとってしまった。
するとどうなるかというと、クライアントである企業はテレビCMの効果が薄いと実感してしまい、web広告やその他に広告費を分散させ始めたのです。当たり前です。
でももし、テレビ業界が先手をうって、youtube向けの広告や番組に力を入れていたらどうだったでしょうか?
YouTuberとしてのトップがフジテレビであったかもしれませんし、放送局各社でyoutubeよりもクールな動画配信サイトを確立できたかもしれません。
では、今のテレビは何をしているかというと、
○ハードディスクを使わずにテレビをみる層を顧客としている
○番組内で商品宣伝をする
○録画で楽しめないコンテンツ(スポーツなど)に積極的
とこんな戦略に切り替わってますよね。
ただ、こうなってしまうとジリ貧です。
顧客は自分たちの商品をいかに高くたくさん売るかを考えているわけで、テレビにCMを出すことが目的ではありせん。
広告各社はデジタルへの移行を進めざるを得ないため早めにデジタルシフトしたりマーケティングコンサルとしての立ち位置を固めていますいますが、テレビに縛られたテレビ業界はやはりテレビに固執し続けています。
さて、こんなこと、自社でもよくあるのではないでしょうか?
企業としては難しい判断なのですが、やはり時代やテクノロジーの変化に対応したり、変化を起こしていくためには立場を無視して客観的にシビアに物事を考えなくてはいけません。
とりわけまだまだこれからという若い人はそういう環境からいち早く抜け出さないと戻れなくなってしまう。
- 作者: 伊賀泰代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/11/09
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マッキンゼーの採用担当をしていた伊賀さんも本書の中で論理性を失ってしまった若い優秀な人のことを書いています。
話が少々逸れましたが、とにかく、コンサル的なものの見方というのは使うかどうかは別としても、理解しておくべきことではあると思います。
ベンチャー企業から転職して、外資系企業の戦略コンサルタントになります。③職種編
djooです。
ベンチャー企業で経営戦略なんかの仕事をしていました。
本当に面白く、いろんな人と関わってすごく成長できました。
じゃあ、なんで転職するのか?
理由は色々書いているのですが、凄くシンプルで明確な答えとしては
・日本は大企業がめちゃくちゃ強い
ということなんです。
大企業や既得権益層が変わらないとなかなか世の中変わらない。
アメリカのgoogleやfacebook、amazonは別格です。
ITバブルのときに生まれた、
softbankや楽天、そのたITベンチャーが今はメガベンチャーになってます。
じゃあ今はどんな感じかと言うというと、そういうところでお金を得た昔のベンチャー企業が投資側にうつり、次々と買収や投資を実行してます。
この流れはその他の伝統的大企業にも言えることで、ソフトバンクとトヨタの合弁会社とか、そんなのも含めて、とにかく、
大企業のブランド×資金力 で新しい事業や会社を生み出す
というのが強い流れです。
CVCやアクセラレータプログラムなんかもそうなんですが、
結局は大企業がバックについていてお金や人やブランドを提供することで会社が大きくなってるんですよね。
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なので、djooは常に世の中になにか新しく価値のあるものを生み出す、その最前線にいたい。という気持ちで働いているのですが、はっきり言ってそのインパクトや効率が最もよいのは、結局大企業としての新規ビジネスなんではないか?と思い直したわけです。
そこで、一つのベンチャー企業に所属する中で大企業とアライアンスを組みながら仕事をしていくというのも面白かったのですが、
大企業側に移りベンチャーや新技術を利用する側にまわってみたいと考えたのです。
じゃあ、大企業の事業会社に行けばいいじゃないか。となるのですが、
新規ビジネスというのは、以下のような感じで流れるのですが、圧倒的にオペレーションの時間がながい。
構想 → 立ち上げ → オペレーション
でも、djoo的に面白みを感じてるのは、構想&立ち上げフェーズ。
大企業が今の事業環境とアセットを最大限活かして何か新しいことをしよう。というところに携わり、具体的なビジネスモデルの構築とオペレーションイメージの策定までに興味があるのです。
なので、一つの事業会社でそういうことに取り組むというのは、とりあえずベンチャーで経験したので、戦略コンサルという立ち位置から、そのあたりに関わってみようと考えました。。
本エントリの題名が、職種編。となっているのは、
まさに業界を問わず、経営判断や事業判断という上流の部分の職種を自分の軸とした転職であった。ということを言いたかったわけです。
なんでその職種が魅力的で市場ニーズが高まっているか。は前半部分のとおり、
大企業が変わらざるを得ないという状況の中で、自社のリソースだけではそういうのは到底無理だから。
(っていうかできていればやっているでしょ。平成の30年で売上利益が下がっているのはそういうことを大企業の事業会社だけではやりきれないということの証左です。)
一部、ユニクロやら、富士フィルムなんかは新規ビジネスで成功したり、業態転換に成功?したりしてますが、それらは伝説的に語り継がれるレベルのこと。
(このへんの案件も全部戦略コンサルが絡んでいたというのは有名な話ですが)
そんなものがポンポンといろんな大企業でできるわけがないです。
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働き始めなのでなんとも言えませんが、
大企業 → ベンチャー → コンサル
といろんな会社にいることにより、ビジネスをいろんな立ち位置からやってます。
ベンチャー企業から転職して、外資系企業の戦略コンサルタントになります。②転職活動編
のような転職している自分の転職備忘録です。
まず最初に。
転職活動をするにあたり、まず読み直したのが以下の本。
採用基準を理解するために読んだのではなく、
そこで求められるような成長がいまの会社で得られているかどうかを改めて確認しました。
とりあえず、この本はビジネスパーソン全員が読んでおいて損はない良書
この本の基本的な考え方を知った上で日々の仕事に取り組むかどうかで、成長度合いが全く変わります。
できる人には当たり前の考え方なのかもしれませんが、
普通の人はとりあえず読んでおいたほうが良いです。
- 作者: 伊賀泰代
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内定までの転職活動スケジュールは結果的に以下のような感じ
・現職でワクワクが減ってきたと感じる (4月後半)
・ビズリーチの転職シグナルをONに (5月前半)
・エージェント経由で書類提出コンサル5社 (5月前半)
・3社通過、1社一次敗退、2社最終 (~6月後半)
・追加、2社(事業会社、コンサル)、書類提出 → 最終へ (~6月後半)
・最終を4社受けて、3社内定 (7月前半)
所感
・面接は慣れ。本当に慣れ。何回か受けてる間に自分の推しポイントとか、説明の盛り上げ方みたいなものが見えてくるので、最初の方は多分だめだと思っておいたほうが良いです。
・私自身、コンサルは向いてない。と何回も思いましたが、何度か面接にいってるうちに結果としてコンサル楽しそう。と前向きになりました。
・ケース面接対策は2冊の本を1週間くらいでさらっとやって臨みました。
※最終入社する会社のケース面接がすこぶる評価が高く、結果最終までのその評価が引き継がれたのでめちゃくちゃ選考が早かった。
戦略コンサルはケースの出来不出来でまずは足切りされるのでちゃんとやっておいて損はないです。1週間もあれば要点つかめるようになります。長々勉強するもんでもないと思います。
現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート―「6パターン、5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!
- 作者: 東大ケーススタディ研究会
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2013/07/26
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東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」
- 作者: 東大ケーススタディ研究会
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2010/09/17
- メディア: 単行本
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ちなみにこれらの本、kindle版で大丈夫です。
直接書き込むことはなく、課題やるときにはどうせノートに書いていくので電子書籍でOK。そのほうが安いし持ち運びも楽です。
面接はひたすら考え方を見られます。
志望動機や大義も大事にされるのですが、課題やお題に対してどう考えてどう結論を出してどのようにプレゼンするのか。こればっかりを見られます。
これはケース面接突破後の面接で、です。
例えば、現職に近い業界を引き合いに出されて
「来週1時間、A社の社長と1時間面談できる。何を提案するか?」
「その提案内容を考えたのはなぜか?」
「A社の10年後の強みを作るとしたらどうするか?」
「A社と競合する、他の業界の会社はどこか?」
などです。
こういう質問を1時間の間で繰り返しされます。
私は大変ではなかったのですが、とりあえず考え続ける必要があります。
そして、その考える過程を面接官は見ています。
ってことで、相手に合わせるんではなく、とにかく自分の考えを正直に伝えるようなスタンスで臨むべきです。
答えを探しにいった瞬間にアウトです。
なぜなら、探しにいってしまうと、根拠化希薄になるので、2つ目3つ目の質問でボロが出ます。
ちなみに、話してる間で仮説があってなさそうだ。とか、
やっぱりさっきのやつはこう考え直したほうが良さそうだ。
みたいなのは結構合ったんですが、それでも受かりました。
正直に自分の考えをアップデートしていったほうが、無理くり今まで自分が喋った話を正当化するよりも好印象?なのではと思います。
後半30分はひたすら質問しまくる
前半30分、やたらと細かい質問ばかりしてくるので、
後半の質問タイムでは、ここぞとばかりに質問しかえしてやりました(笑)
これは悪意があったわけでは、なく、どう答えるのか。というのをもしかしたら上司になるかもしれない人に対してぶつけて、本当にこの会社でやりたいことができるのか?
を見極めてました。
(こういう部分でも、入りたい!ではなく、やりたい!がちゃんとある人は強いと思います。質問に具体性が出ますし、入ったあとの具体的な業務の話になります。)
例として、以下のような質問をぶつけてます。
・案件獲得時、パートナーレベルの人はクライアントに提示する仮説をどのくらいの精度で示せるのか?それはなぜか?
・インダストリーとファンクションで分けたとき、面接官さんはどこのあたりか?
・活躍している人はどんなひとで、採用HP以外の部分で求める人材像はなにかあるか?
・御社の強みはこういう部分だと考えるが、他になにかあるか?
ちなみに、事前に聞きたいと考えていたのは活躍してる人の像、くらいであとは即席です。即席、というか会話の中で自然と疑問に思ったことを追加質問する感じです。
なんとなくですが、
質問→回答→次の質問
は良くない気がします。
質問 → 回答 → 追加質問 → 回答
くらいのほうがよいです。
まあこれは当たり前で、
好きな野菜はなんですか? → にんじんです。
終了。よりは。
なんでにんじん好きなんですか?どんなふうに食べるんですか?
みたいな追加質問があったほうのが、本当に聞きたいんだな。って思いますよね。
これは面接官も全く同じイメージだと思うのですが、
知りたいことが明確にあって、その知りたいことに対して色んな角度から突っ込み入れるという感じです。
多分質問力とか聞き出し力とか、サマリー力とか追加質問力とか、
そういうのもなんとなくアピールできたんでしょうね。
(ただ細かく質問しただけなんですが)
ちなみに僕の場合は、内定出たとこの面接官の家の場所とか学歴の話とかまで、
話が広がりました。
質問したわけではないですよ。もちろん。でも結果的にそういうとこまで話が広がったということは、まあそれなりに盛り上がったんだとは思います。
ーーーーーーーーーーーー
まあ、こんな感じで比較的スムーズに転職活動終了できました。
文章中には表現しきれていませんが、いろんな葛藤とか悩みとか、結構ありました。
どこも受からないんじゃないか、とも何度も考えましたし、向いてないとか合ってないなんてのも考えました。
あとは、やりたいことってなに?っていうのをしっかり固めるのにかなり時間がかかりました。そもそも転職なんか時間も労力もかかるのでほんとはやりたくないので。
最終、やりたいことなんて100%わからないので、やってみたいこと、挑戦してみたい、なってみたい将来像、みたいなふわっとしたものを言語化していきます。
言語化とその思考プロセスが叩かれていれば良いと思います。
今、コンサルは人を沢山求めているようで求人はたくさんありました。
みなさんも頑張ってください。