LA LA LANDを見て、「ひとの生活における確固たる選択の軸は楽しいか。であると確信した。」
映画の良さ
月に1回か2回は映画を見る必要がありそうです。
それは趣味というよりも生活をより前向きに生産的に過ごすための現代人としての一つの必須作業のうちの一つになりうるなとも思っています。
もちろん映画に限らずにミュージカルや絵画鑑賞などもそうですが、そういった効果を得られる薬として精神安定剤の代わりに医者から症状にあったおすすめの芸術を処方してもいいと思います。
こういうことを考えたのは、世界中のたくさんの人が感動した用に僕も"LA LA LAND"を見て感動した人の一人であるからです。
あらすじや映画の評論は他の幾多のブログに譲るとして僕個人として得られた効果に関してまとめておきます。
そもそもまず、本作にかぎらずに人に感動を与えられる作品、それは漫画でも小説でも何でもいいのだけど、それを欲する人間の欲に関してとてもわかりやすく理解できたのが本作から得たまず第一のものです。
僕が、日々の仕事や自分の人生をとても大きく多角的な視点から見つめ直すことができるのはそういった感動を覚えた時です。
時に宇宙の果から。時に10万年後の未来から。そして時にLAのダウンタウンから。
多角的な視点から自分を見つめ直すことができるメリットは何かというと、自分らしさを再認識し、これでいいのだ。もしくは、本当は自分はこうなりたいのだ。と自分の本音に向き合うことができることです。
多くの人が当たり前だと思っている人生のレールやルールを取っ払い、一人の人間として自分は何をどうしたいのかと考えられるようになります。
少なくともそのキッカケを得られるのではないでしょうか。
自分の人生は何でもありなんだ。自分がやりたいこと、思わず踊りだしてしまうような人や事をし続けていこうと、他の多くのひとが思ったように僕もこの映画を見てそう思いました。
今の時代、はっきり言って働きたくない人まで無理に働く必要は無いのは自明です。
働きたい人、働いて価値を生み出せる人だけが働いて、それ以外の人は彼らが生み出してくれた効率的な製品や商品を利用するだけで生命を維持していくことは容易いはずです。
そうでなければ、日本で生活保護をもらっている人や、働いていない大量の老人は今すぐに死んでしまうはずです。
その仕組はもはや破綻していると言われていますが、本当にそうでしょうか。
極論を言えば日本国籍を持っている日本人の半分は働かなくても生きていけると僕は信じています。
だってものすごく無駄なことをたくさんして、高い給料をもらっているひとが沢山いるわけで、彼らの仕事がなくなれば日本の無駄はなくなり、必要なものを生み出すことだけに労働力や資源を使っていけますから。
まあ、すぐにそんな状況にはならないにしても、徐々にそうなっていくことは明らかです。
そんな時代に生きている我々だからこそ、自分と家族の生命を維持していくということを目標にせずに、自分の楽しめることを軸に置いて経済活動に取り組んでいくべきではないでしょうか。
僕の転職もある意味でそういう考えが根底にあるからこそ決断できたことです。
なぜなら、給料は下がるは社会的信用は下がるわで既存の価値観で考えてみるととてもでは無いけれど価値のない選択だから。(笑)
それでも楽しめる、自分の大好きなことをやって生きていくことが本当の幸せではないでしょうか?
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と、こんなことまで考えさせてくれる映画、「LA LA LAND」はおすすめです。
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