30歳平均給料ランキングを見て、受ける会社を決めている新卒就活生がいたら、それはやばいですよ。
はじめにまとめ。
やばい理由
1. 給料目当てで入れるほど甘くない
2. 給料目当てで入って、業績下がったらどうするの?
3. ランキング上位の会社に入った!という実績がほしいだけじゃないの?井の中の蛙にならないで!
4. 楽しく、ワクワクしながら仕事できるか?
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さて、赤裸々に語りますが、私が転職を決めたベンチャー企業の給料は安いです。
私の場合、給料が現職の半分以下になります。
今、30歳位で、だいたい額面で1500万円くらいもらっています。
ですが、それがガクッと下がって500万円強になります。
そうなんです。結構給料が高いんですよ、うちの会社。
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新卒での就活ランキングとかでも取り上げられる、学生にとって重要な指標の一つに30歳時年収と言うものがあります。
このランキングを信じると、私の給料は全国で4位とか5位くらいにんるんですね。
うーん。高給取りです。(笑)
でも、うちの会社は少なくとも上のスクリーンショットにはありませんよ。
つまり、平均給料ランキングを信じても本当にその給料がもらえるかどうかわからない。=入ってからが勝負。ということです。
んで、考えてみていただきたいのが、会社が高い給料を出してもほしい学生とそうでない学生に関して。
面接官は百戦錬磨。ちょこっと話をすれば、その学生がブランド志向なのかどうかすぐにわかります。
だから、残念ながらランキングを見て上位の会社を受けても。まず。間違いなく受かりません。
(とかなんとか偉そうなこと言ってる私も新卒のときは同期と一緒にミーハーな就活してました(笑) まーったく受かりませんでしたけどね。。。(笑))
これが一つ目!
1. 給料目当てで入れるほど甘くない
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2. 給料目当てで入って、業績下がったらどうするの?
次。。。。
今は景気がいいですねぇ。商社なんか特に。自動車も悪くない。
でも業績が下がったらボーナスが一気に下がります。
もちろん駐在や海外出張も減るだろうし、残業もできなくなりますね。
もしもその業績が悪くなるタイミングが、自分が35歳の年だったらどうでしょう。
その時までに転職市場で価値を認められる人になっていればいいですけど。
もしも、会社での出世競争に乗っかって、一生懸命社内政治に取り組んでいたら大変ですね。
ん?自分が選んだ会社は絶対安定??
そうですか。
東大卒で東電で原子力の研究していた人は一体今何を思うのでしょうか。
3. ランキング上位の会社に入った!という実績がほしいだけじゃないの?井の中の蛙にならないで!
私はアメリカで高給で働いています。
待遇も手厚く、可処分所得は相当あります。
でも、全く生活に満足できていない。それが転職活動を始めたきっかけです。
お金を使うよりも楽しく稼ぎたいと思ったんですね。
そしてできれば楽しく稼いだ結果、自分で稼げる力も身に着けたかった。
給料は多いに越したことありせんが、日本企業が支払う高給なんてはっきり言ってたかがしれてます。
アメリカで高給というのは年収20万ドル、日本円で約2400万円以上でしょう。
一緒に仕事をしているコンサルタントは年収3500万円です。別に役員でもなんでもない人です。年齢は36歳。
彼らのような人は特に珍しいわけではなくアメリカではゴロゴロいます。
そんななか、日本企業の年収ランキングで上位とか、笑ってしまいますね。
サンフランシスコのIT企業は新卒学生に平均1000万円以上出すそうですよ。
4. 楽しく、ワクワクしながら仕事できるか?
好きこそものの上手なれ。
ワクワク楽しく働ける環境を見極めて挑戦しましょう。
それが真理です。働くことの。楽しむ。福沢諭吉も確かそんなことを言っていました。
(もちろん本で読みました。会ったことないですから。)
怖いのは、給料の高い一流と言われる大企業に入ってしまうと、なかなか自分の過去の選択とか客観的に見たときにいいとされる環境を捨てにくくなってしまいます。
本当は楽しくなく、くだらないとも思い始めている仕事を捨てられないのです。
するとどんどんその考え方は加速してしまい、最終的には塩漬け株になります。
つまり、つまんないけど捨てるに捨てられない仕事になってしまう。
アメリカみたいに一旦他の会社を経験してまた戻ってこられる。みたいな雇用の流動性が高いならいいのですが、日本はそうではないですもんね。
楽しい仕事につこう!
多少の給料の差はあるけど、日本のサラリーマンだったらどこでもあんまり変わんないから!