ちきりんさんらしくない 「ダイソンのドライヤーは決して生産性は高くないよ。」

私はちきりんさんが大好き。

ちきりんの日記はもはやバイブルです。

 

d.hatena.ne.jp

 

そんなちきりんさんがちきりんさんらしくない、自分の頭で考えてない記事を書いていたので軽く批判します。

 

問題の?記事はこれ↓

d.hatena.ne.jp

 

 

記事ではダイソンのドライヤーを紹介しています。

 

 

Dyson Supersonic アイアン/フューシャ HD01 IIF

Dyson Supersonic アイアン/フューシャ HD01 IIF

 

 

お値段なんと5万円!!!???

 

これは本当にお買い得か?(笑)

 

ちきりんさんなら、5万円も出してダイソンのドライヤー買うなら、2000円のドライヤーを同時に二つ使って髪を乾かしたほうが早いし安いよね。みたいな斬新なことを言ってくれるかと思いきや、

 

毎日使うものだから高くてもいいよね。乾かす時間を買ってると思えば!

みたいなことを書いていてびっくり!

 

ただの宣伝じゃん!って思えるくらい意味のない記事です。

 

--

私のおすすめは断然これ。

 

 

  

コイズミの、その名もモンスター!

 

これ、めちゃくちゃ早く乾きます!

髪もめちゃくちゃになるかもしれませんがとにかく乾く!

 

ダイソンに5万円出すなら、これを5000円で買ったほうが、遥かにコスパいいですよ。

 

もちろん自分のアタマで考えられる人、ドライヤーは髪を乾かす為のもので、持っていて嬉しい!みたいな意味のわからないことを考えていない人はこっちを買うでしょ!(笑)

 

 

いやー、残念ちきりんさん!

 

ダイソンから宣伝費をもらっているのか?(笑)

 

 

そんじゃーね!(笑)

 

 

北米駐在員、1年目で思ったこと。

北米駐在が始まって1年経過してくらいで自分が素直に思ったことをまとめたメモです。

 

これから駐在をする方。

駐在を目指している方。

駐在中の方。

 

ご参考までに。

 

  1. 仕事の話


・狭い世界
会社や駐在所の規模に依ると思いますが、日本人駐在者の人数は日本に比べれば少ない。


部署や役職を超え、「日本人」ということだけでそれらの人たちとの距離がものすごく近い。

自分の上司だけでなく、他部署の上司とも雑談する機会もあり、会社組織というものがぐっと身近に感じられる。

日本にいるとき以上に周囲とのコミュニケーションが大切になります。

 

極端な話、周囲の日本人と良好な関係を築くことも赴任している者としての大事な業務の一つかもしれません。

 
・広い仕事
日本では、自分の仕事の範囲が比較的きちっと決まっていたり、分担があり、上下関係があり、整流化されたプロセスがあったと感じます。


自部署の代表として、会社の利益に貢献できるように考え、そのために必要な仕事をする。

これがこちらで求められている仕事。本来は日本も含めたすべての部署でそういう考え方が求められているのだと思いますが、なかなか実感することは少ないですよね。
 
・浅い仕事?
仕事の範囲が日本にいたときより不明瞭で広いということは、一方で深度が浅くなりがち??

しかし、それは間違いだと、1年経ってやっと理解しました。

 


確かに全ての業務を日本と同じ深度で同様に取り組むのは時間的に難しい。

 

そこで大事になってくるのは、ポイントを抑えて、深く掘り下げることと人を使うこと。

 

JALの再建を果たした稲盛さんがJALの取締役会で行った有名な話があります。

 

ある時、稲森さんはパイロットのヘルメット代が異様に高いということに気づき、そこを追求。

ヘルメット代なんて経営者が動かしている金額規模からすると大したことはないのですが、稲盛さんは違和感を感じたそうです。

 

すると、そういった備品管理の杜撰さが次々と明らかになってきました。

 

一部が全部ではないですが、すべてをくまなく見渡すのではなく、一点気になったところを深掘りして、それを横展開するというやり方。抜き打ちチェックみたいなものでしょうか。

 

ここまで大げさではないですが、少ない人数で仕事や人を使うということはそういうことなんじゃないかと思います。

 

 

30歳平均給料ランキングを見て、受ける会社を決めている新卒就活生がいたら、それはやばいですよ。

はじめにまとめ。

やばい理由

1. 給料目当てで入れるほど甘くない

2. 給料目当てで入って、業績下がったらどうするの?

3. ランキング上位の会社に入った!という実績がほしいだけじゃないの?井の中の蛙にならないで!

4. 楽しく、ワクワクしながら仕事できるか?

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さて、赤裸々に語りますが、私が転職を決めたベンチャー企業の給料は安いです。

 

私の場合、給料が現職の半分以下になります。

 

今、30歳位で、だいたい額面で1500万円くらいもらっています。

ですが、それがガクッと下がって500万円強になります。

 

そうなんです。結構給料が高いんですよ、うちの会社。

 

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新卒での就活ランキングとかでも取り上げられる、学生にとって重要な指標の一つに30歳時年収と言うものがあります。

 

このランキングを信じると、私の給料は全国で4位とか5位くらいにんるんですね。

うーん。高給取りです。(笑)

 

toyokeizai.net

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でも、うちの会社は少なくとも上のスクリーンショットにはありませんよ。

 

つまり、平均給料ランキングを信じても本当にその給料がもらえるかどうかわからない。=入ってからが勝負。ということです。

 

んで、考えてみていただきたいのが、会社が高い給料を出してもほしい学生とそうでない学生に関して。

面接官は百戦錬磨。ちょこっと話をすれば、その学生がブランド志向なのかどうかすぐにわかります。

 

だから、残念ながらランキングを見て上位の会社を受けても。まず。間違いなく受かりません。

(とかなんとか偉そうなこと言ってる私も新卒のときは同期と一緒にミーハーな就活してました(笑) まーったく受かりませんでしたけどね。。。(笑))

これが一つ目!

1. 給料目当てで入れるほど甘くない

 

 

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2. 給料目当てで入って、業績下がったらどうするの?

次。。。。

今は景気がいいですねぇ。商社なんか特に。自動車も悪くない。

 

でも業績が下がったらボーナスが一気に下がります。

もちろん駐在や海外出張も減るだろうし、残業もできなくなりますね。

 

もしもその業績が悪くなるタイミングが、自分が35歳の年だったらどうでしょう。

 

その時までに転職市場で価値を認められる人になっていればいいですけど。

もしも、会社での出世競争に乗っかって、一生懸命社内政治に取り組んでいたら大変ですね。

 

ん?自分が選んだ会社は絶対安定??

 

そうですか。

 

東大卒で東電原子力の研究していた人は一体今何を思うのでしょうか。

 

 

3. ランキング上位の会社に入った!という実績がほしいだけじゃないの?井の中の蛙にならないで!

私はアメリカで高給で働いています。

 

待遇も手厚く、可処分所得は相当あります。

 

でも、全く生活に満足できていない。それが転職活動を始めたきっかけです。

 

お金を使うよりも楽しく稼ぎたいと思ったんですね。

そしてできれば楽しく稼いだ結果、自分で稼げる力も身に着けたかった。

 

給料は多いに越したことありせんが、日本企業が支払う高給なんてはっきり言ってたかがしれてます。

 

アメリカで高給というのは年収20万ドル、日本円で約2400万円以上でしょう。

 

一緒に仕事をしているコンサルタントは年収3500万円です。別に役員でもなんでもない人です。年齢は36歳。

 

彼らのような人は特に珍しいわけではなくアメリカではゴロゴロいます。

 

そんななか、日本企業の年収ランキングで上位とか、笑ってしまいますね。

 

サンフランシスコのIT企業は新卒学生に平均1000万円以上出すそうですよ。

 

 

 

4. 楽しく、ワクワクしながら仕事できるか?

 好きこそものの上手なれ。

 

ワクワク楽しく働ける環境を見極めて挑戦しましょう。

 

それが真理です。働くことの。楽しむ。福沢諭吉も確かそんなことを言っていました。

(もちろん本で読みました。会ったことないですから。)

 

怖いのは、給料の高い一流と言われる大企業に入ってしまうと、なかなか自分の過去の選択とか客観的に見たときにいいとされる環境を捨てにくくなってしまいます。

 

本当は楽しくなく、くだらないとも思い始めている仕事を捨てられないのです。

株式投資的に言うと損切りできない。ということ。

 

するとどんどんその考え方は加速してしまい、最終的には塩漬け株になります。

つまり、つまんないけど捨てるに捨てられない仕事になってしまう。

 

 

アメリカみたいに一旦他の会社を経験してまた戻ってこられる。みたいな雇用の流動性が高いならいいのですが、日本はそうではないですもんね。

 

 

楽しい仕事につこう!

多少の給料の差はあるけど、日本のサラリーマンだったらどこでもあんまり変わんないから!

テレビを見なくなって、人生変わった。

djooです。

 

私はかれこれ10年以上テレビを見ていません。

厳密に言うと、自宅でテレビを見られるようにしていません。

 

ネットでテレビ番組を見たりとか、友達が録画してくれたドラマをBDで見たりとかはたまーにします。

 

今回の記事は、どこでも読めるような内容なんですが、自分なりにテレビを卒業したことで良かったことを中心に書きます。

 

1. 早く寝るようになった。

これ一番のメリットです。

よる、10時とか11時とかになるとやることがなくなって、じゃあ寝ようか。と自然にできるようになりました。

 

すると、翌日が好調。たくさん寝てると、起きてる時間の集中力が全然違う。

 

テレビを見ていた頃。具体的に言うと大学2年くらいまでは、日曜日の夜とかテレビ見ながら憂鬱でした。

 

明日が来るのが面倒くさくて、テレビを見ながら、明日が来るのを引き伸ばしていた。そんな感じでした。

すると翌日は眠気眼で通学して、眠い目をこすりながら授業を受けてバイトをして。。。。

すると、その日の夜もなーんか不完全燃焼でやっぱりテレビを見ながら明日が来るのを引き延ばそうとしてしまう。

 

この悪循環、皆さんも経験ありますよね?

 

 

2. 自分の知っている情報だけで自分の事を考えられる。必要な情報のみを得ようとできる。

テレビを見ていると、テレビで取り上げられていることがすべて。みたいな錯覚に陥ります。

あとはテレビの言っていることが正しい。とも思えてしまうんです。

 

 

そうすると、その違いが気になってしまう。

「今年の流行色はこれ!」「芸能人の誰それは誰それと付き合っている?」「来月はこの特番を見ないとだめ!」

とかなんとか言って、結局自分がもともと興味もなかったようなことを刷り込まれて、行動を制限されてしまうんですねぇ。

 

中にはそんなのはテレビの言っていることで正しくないし、自分に合っていない。と取捨選択が得意な人もいるのでしょうが、私はそれが苦手でした。

 

自分の非力さをテレビを見ながらいつも噛みしめるんです。

彼はかっこいい、私はぶさいく、15歳でワールドカップ出場、自分は25歳でしがないサラリーマンとかね。。。

 

結局これは価値観の押し付けです。

そしてその目的は広告。たくさんの人を一気に方向づけてとにかくものを買ってほしいだけです。だってテレビのお客様は視聴者ではなく広告宣伝費を払ってくれる企業様なんですから。

 

 

なんか、テレビ局の利益のために自己否定するのって馬鹿らしい。と今は思えます。

 

そして、テレビ局が作り上げた理想像に向かってみんながレースをするという流れが本当に間違っているなぁと思うのです。

 

3. 自分で考えるようになる

 

上記のようにテレビ局の価値観を否定すると、同時に自分自身の価値観や考え方を見直すようになります。

 

 

何をするにも自分で思考することから始めるようになるのです。少しずつね。

 

 

例えば土日のお出かけ。

 

テレビを見ていたら、公開直後の映画や特集が組まれている美術館に行くかもしれません。

 

 

でも全く情報がないところから土日の過ごし方を考えると自分本意に思考できます。

 

 

今週は仕事が忙しかったから、ひたすら寝よう。

とか、

運動不足だからサッカーしよう。

とか、

お天気がイマイチだから家でAmazon PrimeのMovie見よう。

とかね。

 

こんな感じでゼロベースで土日の過ごし方を考え始めると、だんだんと気づいてくるんです。

別に流行りのモールで流行りのファストファッションを買いたかったわけじゃないんだ。とか。

 

 

それがどんどん進行していくと、最終的には自分の人生をどうしたいか。自分はどうなりたいのか、というのを考え始めるようになります。

 

 

すると見えてくる見えてくる。固定観念に囚われまくった世の中の意味の分からない常識が。

 

年賀状やお歳暮を始めとした、ただの企業の利益に貢献するだけの無駄な慣習から始まり、車の不要さから、ものをたくさん買えることがすごい。みたいな昭和的価値観。

やっぱり今まで感じてきた窮屈さとか違和感って、結局自分がテレビ局の言いなりになりきれなかったからなんだなぁと。

 

そして最後は自由を得られるんです、思考が自由になることで。

 

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そんな、人生を楽しく豊かにしてくれる脱テレビ。ぜひおすすめです。

 

むしろ最近はテレビの動画をネットで見ても、あっさりと言っていることの間違いを指摘できるので、逆にテレビを見始めてもいいかもしれないなぁと思っています。

 

 

モノの流れが変わった。物流、消費、生産を再度考え直す必要がある。 - 定期コンテナ船事業の統合 海運大手- から考える

 

モノの流れが変わった。

 

物流、消費、生産を再度考え直す必要がある。 大きな流れは地産地消。 

 

自分の近くで調達できるものは近くから調達する。 

 

日本に限って言えば、以下の様なことが考えられる。

 

1. 中国からの安い工業製品はそのうち無くなるだろう。日本で生産したほうが安くなる。または本当に必要なのは安くてすぐ壊れるものではなく、高くても長く使えるものだと気がつく。

 

 

 2. 海外産のエネルギーも減っていく。太陽光発電原子力で本気を出せば、化石燃料依存からの脱却+輸入の減少が可能。

 

 

3. メディアはすでにインターネットでOK。昔はレコードを運んでいたのかもしれないけど。

 

 

4. 食料は輸出入が続くのでは? 日本の海産物は美味しいし、アメリカの肉やカナダのサーモンも美味しい。

 

結局自然の違いに依るものだけは変えられない。 

アメリカに住んでわかるのは、大抵の工業製品は日本もアメリカも変わんない。 加工食品も問題ない。

 

 

 食とか雰囲気とか文化とか人とか価値観とか、そういう長い時間かかって醸成されてきたものこそ輸出入が必要。

 

 

この議論から見えるのは、今必要とされているもの。

 

1. その土地土地で住む人と雇用を満足させられる地産地消のサービス

 

2. グローバルに求められる、人間の右脳的なモノ。 かな??

 

ってことで、日本は日本の地理を活かした産業を活性化していきましょう!

例えば農業とか、例えば漁業とか、例えば観光とか!

 

 

 おっと、農業はすでにかなりの人が注目してますね。

農業株を買ってもいいかも?

 

里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)

里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)

 

↑この本を読むと、日本に残された最後の国際競争力が日本の豊かな自然だとよーく理解できます。

 

 

稼げる農業  AIと人材がここまで変える

稼げる農業 AIと人材がここまで変える

 

 

 

 ↑この辺の本は日本農業の生産性の低さを理解する上で良い本です。

オランダのように農業大国になれれば、自動車産業も不要かも?

 

  

 

 

 以下は日経新聞の記事より (http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ31H73_R31C16A0000000/?n_cid=NMAIL002)

 

 

 海運3社を動かした「スロートレード」、貿易低迷は当たり前に  

 

 

 

 

定期コンテナ船事業の統合を31日に発表した日本郵船商船三井川崎汽船。世界経済の減速や船舶過剰に伴う海運市況の低迷が3社の背中を押したことには違いないが、統合によるコスト削減だけで生き残れる保証もない。世界の貿易環境は過去に例を見ないほど大きく変化しているからだ。 記者会見する(左から)川崎汽船の村上社長、商船三井の池田社長、日本郵船の内藤社長(31日午前、東京都千代田区) 画像の拡大 記者会見する(左から)川崎汽船の村上社長、商船三井の池田社長、日本郵船の内藤社長(31日午前、東京都千代田区)  3社が同日発表した2016年4~9月期連結業績は厳しかった。海運市況の低迷を受けて日本郵船は2017年3月期の連結最終損益が2450億円の赤字になる見通しを発表。商船三井も当初150億円としていた17年3月期の連結純利益を70億円に下方修正した。川崎汽船は17年3月期に940億円の連結最終赤字を見込む。 ■海運業界、世界大手も苦境  もっとも、業績悪化に苦しむのは日本勢だけではない。コンテナ海運世界最大手のA・P・モラー・マースク(デンマーク)ですら、4~6月期は純利益が前年同期比91%減の1億100万ドル(約100億円)に減少。中国国有の海運最大手、中国遠洋(コスコ・グループ)の1~6月期も最終損益が72億元(約1090億円)の赤字に沈んだ。  コスコを巡っては、同業で同じ中国大手国有企業との合併観測が出る。シンガポールのコンテナ海運大手、ネプチューン・オリエント・ラインズ(NOL)は同業で世界3位の仏CMA CGMの傘下に入ることを決めた。  世界に押し寄せる海運再編の波。その起点をたどっていくと、「スロー・トレード」に行き着く。世界の貿易量の伸びが経済成長率を下回る現象である。  2008年の金融危機までは貿易の伸び率が経済成長率を上回るのが普通だった。ところが、12年以降、これが逆転する。世界貿易機関WTO)が先月27日に公表した16年の世界貿易量の伸び率の予想も前年比1.7%増。今年、2.2%増と予測されている世界の経済成長率を下回る。 ■反グローバル主義も背景に  要因の一つが、中国など新興国の製造技術の高度化だ。中国や東南アジア諸国連合ASEAN)では近年、現地企業の技術力が上がり、従来輸入に頼ってきた部品や材料を国内で生産する比率が高まっている。この「内製化」の動きが貿易量の伸びを抑える。  新興国での所得水準の向上もスロー・トレードを後押しする。先進国との賃金格差の縮小で、人件費の安い国・地域でモノを作って先進国に輸出する、という従来の構図を崩しつつある。  そんな貿易環境の変化を「反グローバル主義」が加速する。世界各国では非関税障壁を巡る紛争が絶えない。  大統領選が迫る米国もそうだ。これまで自由貿易の旗を振っていたというのに、今回の大統領候補の2人がともに環太平洋経済連携協定(TPP)に反対する。英国では、移民の流入増加への懸念などを背景に、欧州連合(EU)からの離脱が決まった。  その欧州でも難民の受け入れ反対や反EUを唱える極右政党への支持が急速に広がる。日米韓を含む16カ国による東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉の合意も、来年以降に先送りされる見通しだ。 ■域内の荷動きは活発化  世界の経済成長率がプラスを維持しているだけに、物量そのものが減っている訳ではない。製造業の「内製化」や電子商取引(EC)市場の拡大で域内での荷動きは活発化している。  その恩恵を受けているのが総合物流企業だ。米フェデックスの場合、2016年6~8月期は航空貨物部門の売上高が横ばいにもかかわらず、陸上輸送部門の売上高は前年同期比12%増と大きく伸びた。  ネット通販の普及で小包などの宅配需要が急増する中国では物流大手の中通快逓(ZTOエクスプレス、上海市)が業績を拡大。今月27日には、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場を果たす。  スロー・トレードが変える貨物の動き。海運会社は「海」だけに頼らないビジネスモデルを再構築するしか苦境から脱せないかもしれない。

クレジットカード②

①より

 

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3. クレジットカードの選び方

 

最後に選び方です。

 

 

結論から言うとメインカードは。、

日本では → JACCS : REX カード(価格コムのカード)

アメリカでは → Delta AMEX Platinum (初年度のみ) → Amazon.com VISA

となっています。

 

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まずは日本の話。

 

「クレジットカード、比較」とかで検索するとすぐに還元率のランキングが見られます。

 

丁寧なサイトでは、年間のクレジットカード使用金額における損益分岐点を出してくれています。

 

私がクレジットカードを選ぶ基準は以下の三点です。

 

1. 高還元率

2. 還元ポイントの汎用性

3. ポイントの貯め易さ

4. 特典

5. 分析機能の充実

6. ステータス

 

では一個ずつ説明していきます。

 

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1. 高還元率

 

何はともあれ、クレジットカードを使う一番の理由はポイント還元でしょう。

日本では0.5%くらいが主流でしたが、最近は1.5%、条件に依っては2%というのもあります。

 

一方アメリカでは、年会費がかかるもので6%、年会費無料でも最低1%-2%です。日本よりも高めです。

 

 

昔、クレジットカードを持つ前は、たかだか1.5%のポイントなんて微々たるものだ。と馬鹿にしていたものです。

でも、良く考えてみると、もしもすべての買い物をクレジットカードにしたら、可処分所得が1.5%増えるのと同義ですよね。

 

給料500万円で手取り400万円、その400万円すべてを使い切ったとしたら、1.5%は6万円です。

6万円も何のリスクもなくプラスになるんです。

 

 

この低金利の時代、ノーリスクで年率1.5%で運用できる商品など皆無です。

 

複利効果は無いとしても、1.5%程度で間違いなくキャッシュが増えるのは金融的にはすごいのです。

 

0.1%でも高還元のカードをおすすめします。

 

 

 

2. 還元ポイントの汎用性

 

二つ目に大事なことがポイントの汎用性です。

 

つまり、ポイントがどんな形で返ってくるか。ということです。

 

楽天ポイント、Tポイント、アマゾンポイント、マイルなど色んな形があります。

 

大事なのは、自分が使いやすいかどうかです。

 

 

例えば、三越とか高島屋とか、そういうデパートのカードって、そのお店でしか使えない金券が返ってくるんですよね。

でも、いまどき三越高島屋でしょっちゅう買い物するって人、なかなかいないですよね。

これは汎用性が非常に低いポイントの例です。

 

 

一方で最強なのがキャッシュバックです。

たまったポイントを次回の引き落としから差し引いてくれるのです。

 

私が愛用しているREXカードもそれです。

キャッシュにまさる汎用性を持ったポイントはありえません。

 

また、有効期限も大事です。

一時批判された楽天の期間限定ポイントは、使用できる期間がものすごく短く、すぐに失効してしまいます。

使いにくすぎです。

 

 

 

3. ポイントの貯め易さ

 

良く、条件付きで高還元のポイントが貯まるカードがあります。

 

例:楽天で誕生日月に4つのショップで10,000円以上でポイント7倍!!

とか、そういうのです。

 

これって一見すると高還元って見えますけど、そんな都合よく買い物しますかね?

むしろポイントを獲得するために買い物をするという意味のわからない状況に陥る可能性が高いです。

 

どこで買ったどんなものでもいつでもポイント1%!とかのがよっぽど現実的です。

ってか、そういう高還元の状況を考えるだけでも手間です。コストです。

 

 

 

4. 特典

 

特典は色々ありますが、私は海外旅行保険を重宝したことがあります。

その時は楽天カードでしたが、海外でタブレットを盗まれ、たまたまクレジットカードの保険が適用されていた旅行だったので、問い合わせをしたら、100%補償してくれました。

金額にして3万円くらいだったでしょうか。大きいです。

 

今はDelta航空のカードを使っています。

マイルが貯まりやすいカードなのですが一番のメリットは特典です。

 

Deltaのランクが自動的にゴールドになるのです。

アメリカ赴任後、かなり頻繁にアメリカ国内の出張がありますが、その度に勝手に席がランクアップされています。

 

自分が価値を見いだせる特典を得るためにカードを持つと言うのは本来のクレジットカードの売りなのだと思います。

 

 

 

 

5. 分析機能の充実

 

地味に使えるのが、過去の購入履歴を検索、分析できる様なホームページです。

AMEXの分析機能はとても良いです。

 

購入した品物に沿って勝手に属性が振られていきます。

また、購入直後に何を買ったか、メールが飛んで来ますので不正利用もすぐに感知できます。

 

そういった、自分自身の購買活動の分析やリスクヘッジと言った観点でもクレジットカードは有用ですね。

 

現に、現金を使っていた時代と比較すると比べ物にならないくらい、うちの家計のキャッシュフローは明確です。

何にお金を使っているのか。

1ヶ月にどれくらい黒字なのか。

 

 

企業もそうですが、キャッシュフローが見えない状態では家計を良くしていくことは不可能です。

見える化見える化

 

 

6. ステータス

 

全く意識していないのがステータスです。

 

ステータス、と言うのはクレジットカード会社が、めっちゃ使ってくれる人に特別なカードの保有資格を与えるということです。

年間の利用額が500万円とか1000万円とかって言う人しか持てないカード=持ってる人は金持ち。自慢できる。

 

みたいなステータスです。

 

おじさん世代には未だにアメックスのゴールドが、プラチナが。みたいな事にこだわっている人がいるようですが。

 

でも、そもそもお金持ちだからそのカードを保有できるのであって、そのカードを保有することが目的になってる人はおかしいですよね。

 

 

 

あ、ただし、逆の感覚はありますよ。

楽天カードが恥ずかしいとか、デザインがダサいとか。まあ、大体ネットで買い物するのであんまり関係無いですが。

 

 

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番外編 : クレジットカードを使わない人がクレジットカードを使う人にお金を払っている?

 

さて、ここまでクレジットカードの有用性を滔々と書いてきました。

これを読んでもなお、クレジットカードは不要だと考える方。あなたは私にポイントを払ってくれているかもしれません。

 

 

というのも、加盟店の側からしてみれば、現金で払ってくれるお客さんはとても都合が良いわけです。

その場で現金が手に入り、クレジットカードの手数料も不要。こんな良いことはありません。

 

 

一方でクレジットカードを使われてしまうと、売上の数%が減ってしまいます。

 

売上に対して3%の手数料だった時、その手数料が利益に与えるインパクトは莫大です。

 

自動車会社の売上利益率が10%だったらものすごい!と言われている中で、3%もクレジットカード会社に持っていかれたら商売上がったりです。

 

 

 

 

となると、ギリギリでやっているお店は全体の利益率を一定以上にしておかないとクレジットカードを使われてしまった場合に損をしてしまうんですね。

 

 

 

クレジットカード手数料を取るお店があるのはこういうことです。

 

 

ただ、これは契約違反です。

何円以上ならクレジットカードOKというのも契約違反。

 

 

クレジットカード会社は加盟店にそういうズルを許していないです、本来は。

 

 

つまり、何が言いたいかというと、クレジットカードでの買い物が増えて、クレジットカード手数料という支出を補うために一律の利益を上乗せしており、それは基本的に現金購入でもクレジットカード購入でも差は無いということ。

 

 

現金で支払っている方。損をしてるんですね。クレジットカードが増えているおかげで。

 

 

クレジットカード使用者はポイント還元と言うかたちで一部のお金が戻ってくるので、結局のところ、現金で支払っている人の一人負けです。

 

 

 

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終わりに。

 

この話を否定するようですが、クレジットカードやポイントに囚われすぎるな。と自分に言い聞かせたいです。

 

 

ついついポイントが貯まるから。という理由でクレジットカードを使いたくなってしまうんですよね。

 

でも、家電量販店などで、現金特別価格!みたいので、明らかにクレジットカードよりも安く買えるときがあります。

 

そういうときは、現金で買えば良いんです。

 

 

トータルで見たときに何が一番自分にとってお得か。そのことを常に考えることが大事です。

 

 

安いお店や安いものを探す努力も大事ですが、お金の支払い方をちゃんと考えることも効率よくものを買う術です。

 

 

 

クレジットのすべてがわかる! 図解 カードビジネスの実務<第2版>
 

 

 

最強クレジットカードガイド2017 (角川SSCムック)

最強クレジットカードガイド2017 (角川SSCムック)

 

 

クレジットカード①

家計の話で欠かせないのが、クレジットカードの話題ですね。

 

一昔前の人たちはクレジットカードに対して悪いイメージをたくさん持っているようです。

借金は良くない。

クレジットカード破綻。

こんな様な話です。

 

ただ、今の世の中、クレジットカードが悪だ。なんて頭ごなしに考えている人は、ただメディアに振り回されているのか、クレジットカードを使って苦い経験がある人くらいでしょう。

 

アメリカでは、ほとんどの買い物はクレジットカードです。

自動販売機や券売機もクレジットカードが使えます。

幼稚園代の支払いや病院代もクレジットカードが使えます。

 

つまり、クレジットカードが使えないということは、客の側から見れば、相当変わった、面倒くさいお店という印象です。

 

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さて、本文では、なんでクレジットカードを持つとオトクなの?どんなクレジットカードを持つべきなの?

という観点を以下の3つ項目にそって書いています。

 

1. クレジットカードビジネスの仕組み

2. クレジットカードを使うメリット、デメリット

3. クレジットカードの選び方

 

番外編 : クレジットカードを使わない人がクレジットカードを使う人にお金を払っている?

 

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1. クレジットカードビジネスの仕組み

 

「現金を持たないで便利に買い物できて、借金までさせてくれる。しかもポイント還元まであるのに年会費が無料なのはなんで?クレジットカード会社はどうやって儲けてるの?」

 

という、クレジットカードの存在自体への疑問からスタートします。

 

 

> クレジットカード会社の収入

 

まず、クレジットカード会社の最大収益は加盟店からの手数料収入です。

(新卒でクレジットカード会社の面接に向けて調べました。ちなみに内定もらえました、入社には至りませんでしたが。)

 

 

加盟店はクレジットカード使用料の大体3%-7%をクレジットカード会社に支払っています。

(AMEXは加盟店泣かせということで有名です。システム使用料が5%という話も。加盟店の規模や客層によって、手数料の利率は異なります)

 

次に私達が支払うクレジットカードの年会費です。

 

今は殆どが年会費無料ですけれども。

 

あと、分割払いの金利ですね。

消費者には、なるべく長く、リボ払いみたいのでずーっと借金をし続けていてほしいのです。

(そんなバカげたことは決してしてはいけません。)

 

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2. クレジットカードを使うメリット、デメリット

 

> メリット

加盟店のメリット

現金を持っていない人の購買意欲を削ぐことなくその場で買わせることができる。ということですね。

私は、顕著にクレジットカードが使えないお店は避けます。ものすごく安い場合を除き、現金で買い物するのはデメリットの塊です。

 

 

消費者のメリット

言わずもがな、現金を持ち歩かなくて良いということです。

ポイント還元、付帯保険、ラウンジの利用やクレジットカードホルダーのため特典もメリットです。

 

ちなみに、借金を利子なしで実施できるのもメリットです。

100万円の買い物をその場で現金で支払うのと1ヶ月後に支払うのでは、全然意味が異なってきます。

 

仮に月利1%の利率で運用できると考えると100万円が翌月には101万円になります。

そういう意味で、クレジットカードで支払ったほうが金融的に見ても価値があります。

 

更に最近では、購入したものを自動分類して家計簿の様なものを作ってくれる機能もあります。

いつどこで何をいくらで買ったのかがネット上で見られます。

 

 

> デメリット

加盟店からすれば、手数料を支払うことがデメリットになります。

 

消費者の場合、ついつい買いすぎてしまう。的な衝動買いを増やしてしまうことでしょうか。

 

②へ続く。