自分は飽き性だ。。。
djooです。
ベンチャーで働き始めて1年と数ヶ月。
2018年はホントに色々考えさせられました。
大企業時代の企画業務とは異なり、
自分が主導した新しいサービスが始まり、
そして軌道に乗らずにピポットして、それで自らオペレーションを回しつつ、方針を再検討して。。。。
それらをほとんど自分の判断で進められるという経験は本当にエキサイティングです。
ただ、一方で当たり前の話ですが、事業会社での事業企画業務というのは、本業で稼いだ利益を使って新しいビジネスの柱を作っていくため、たくさんのトライや大胆な企画は難しいんですよね。
CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)なんかもそうですけど、自社に近い領域に対しての投資をして、最終的に本業にシナジーが生まれることが大前提にあるんですよね。
つまり、具体化されて大胆な変革を必要としないフェーズの会社での新規事業開発業務というのは、本業ととても近しい部分を中心に考える。これは本当に当たり前の話なのですが、それを実感してます。
まあ、本業に近いという部分をどの程度広範に認識するかというのが
そんな感じで、自分でサービスを作るのは楽しかったのですが、いざサービスが始まって軌道に乗り始めていたとしても、次の案件に移ることができない。
その事業にかけている!
ということなら良いのですが、企画屋、立ち上げ屋気性の私は、トテモ失礼ながら今の現状に飽きが出てきています。
その点、コンサルやVC、銀行の成長企業支援なんかの場合は、自分自身で事業を回すことはなくとも、
常に新しくて伸びそうな案件を探し続ける必要があって、知的好奇心的には満たしてくれ続ける気がしております。
そんな感じで前回のエントリを書くような状態に至ったわけですね。
http://djoo.hatenablog.com/entry/2018/12/13/062425
さて、飽き性の私が、自分事として事業に関わりながらも同時並行的にいくつかのプロジェクトを持てるようなポジションにいけるのか。。。。
というかそんなポジションが、あるのかもわからないし今までのキャリアと能力と動機でそこに飛び込めるのかもわからない。
そんな、やや不安な夜を過ごしている、今でございました。
djoo
日本のビジネスにおける東大ブランドってほんと強い。あと英語力があればなおよし。
東大ブランドって改めて強い。
こと、東京にいると本当にそう感じます。
どういう場面で感じるかというとビジネスの場において。です。
何気ない会話の中で出身大学を聞かれたときに東大というだけで、なんかその後の付き合いが変わるような。。。。(笑)
転職活動するときなんか特にそうですね。
LinkedInでも転職サイトでもいいですけど、ある程度のスペックを書いておくわけです。
エージェントのかたって、大体は学歴と英語力?今までの社歴なんかを見てコンタクト取ってきます。
そうすうと、面談確定!とか最終面接だけ!とか特典を持って問い合わせをくれる。
別に自分が転職先企業に利益を齎すことができるかどうかもわからないし、そもそも採用基準に乗っているかもわからないのに。です。
やっぱり東大ブランドとあとはTOEIC?900くらいでビジネス英語に困りません。というのは転職とか仕事を選ぶ上ですごい武器になるのだと日々実感。。。。
もちろん、採用基準にはこれだけでは全くのNG。です。
あくまでもチャンスが増えるという意味での話。
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そんな中で大事なことは、やっぱり、採用基準を満たせる人であるかどうか。というのとチャンスを取捨選択して自分の幸せにつなげていけるかどうか。という2点だと思います。
給料が高いからと言ってすんなり転職してしまうのがいいわけではない。というのは当たり前の話だと思いますが、自分が人生で何をしたいのか。そして転職の話にすれば、その人生の中で仕事に何を求めるのか。これを明確にしてないと話にならんというわけですね。
djooは仕事に色々と求める人なんで働く側としての評価基準も明確で厳しい。
(多分、起業して自分の好きなことをするのがいいのだと思います。最終的には。でもチームで働くのが好きなんで個人事業主みたいのはつまらなそうだなぁとか考えていあす。。)
給料が高くて安定していて有名だったらどこでもいい。みたいな人は結構楽でしょうね。
採用されるかどうかは別として。
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と、まあ最近の活動を通して実感したことを書き連ねました。
おやすみなさい。
djoo
粘り強さ = 高確率で成功 を実感する毎日。。。
djooです。
大手メーカーにて社内ITコンサルとして5年くらい働いたあとに、
今は社員数2桁くらいのベンチャー企業で「新規事業創出」の仕事をしています。
早いもので、転職してから1年経ちました。。。
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メーカーにいたときと比べると、市場に近い仕事です。
市場に近いというのは、株式市場とか、さかな市場とかではなく、
「お客様が見定めて買う。」
という場に近いという意味です。
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メーカーのときには、
「どこぞの誰が、どの店で何を、どういう根拠でいくらで買ったのか。」
なんてあんまり意識することはなかったです。
(結構多くの人がそういう場からは離れて仕事をしていると思います。自動車メーカーの人は、カーディーラーでは仕事しないし、家電量販店で売られている商品の企画だけしているメーカーの人もいます。)
特に、社内でITの企画なんかをやっていたもんですから、
歩留まりを高めること、業務の生産性をたかめること、生産リードタイムを短くすること。
とかが自分のしごとだったわけです。
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確かにそれはそれで、目的にたいしてプロジェクトを立ち上げて達成するか否か。
みたいな感じで、結果が伴うものではあるのですが、結局は
「誰かが設定した、達成可能性の高い目標」
を目指しているわけです。
一方で新規事業創出となると、上記とは全く異なった感覚で仕事をする必要があります。
もちろん自分で計画を作ってそのために色々と課題を解決していくわけですが、
会社の中での目標設定と大きく異なるのは、
その達成可能性が低く、不確実性が高い。
という点。です。
この、
達成可能性が高い目標
と
達成可能性が低い目標
というのは、その目標に向かうプロセスを変える必要があります。
私の場合はベンチャー志向(思考)がもともと高かったので、結構そのあたりはすんなり受け入れて仕事を勧めて行けているんですが、
人によってはかなりきつい状況に置かれることがあると思います。
マーケット感覚というと何やらかっこいい響き(そう思っていたのは自分だけ?)、に聞こえますが、現実はものすごく泥臭いんだなぁ。というのが今日の主題。
つまり、マーケット感覚に関してははっきり言って素人に毛が生えたようなレベルなdjooですが、それでも昔と今では
「世の中に何かの価値を正しく提供する」
ということをどのように実現すればいいのかなんとなくわかってきました。
達成可能性の低い目標に対してはとにかくたくさんトライする必要があります。
なので、低コストでたくさんトライできるような取り組み方を考える必要があるのです。
大手にいるとありえない発想です。
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でも、色々考えてみると、実際世の中ってそう言うふうに最適解を求めてきたんでわけで、ものすごく自然なトライの方法であるわけです。
基本的に、計画どおりに物事が進む。ということが幻想であり、未来は誰にも予測できないわけですよね。
よく、生き物の生態に関しても、
「~のためにこの様になった」
という説明があります。
「木の枝に似せるために、ナナフシはこうなった」
「外敵から身を護るために、ハリセンボンには全身に針がある」
など。
でも本来これらは、
「結果としてそうなったことにあとから説明をつけただけ。」
です。
たくさんのナナフシ的な生き物が現れて、たまたま生き残った種類が木の枝に似ていただけです。
事業開発もこれに近い感覚で取り組む必要があります。
もちろん、当てずっぽうにやればいいわけでは無いですが、
「100%うまくいくと思って事業を作る」
という考え方はものすごく危険。
逆に、成功確率が低いのだから、色々と手を変え品を変え、最終的にフィットする形を見つける。という考え方が必要です。
日本人はとにかくこれが苦手。
とりあえずやってみようとか、失敗したら考えようとか。
そういうのが苦手。
理由は、、、、
まあ高度経済成長のときにアメリカとかヨーロッパのマネをするだけで利益が出たからでしょうねぇ。
--
大企業で100%を求めて仕事をしている皆様(過去の自分)
その考え方をもっていると何事も前に進まないですよ。
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最後に、
「A bad decision is better than no decision」
あるアメリカ企業の経営者が会議の席上で「A bad decision is better than no decision」と発言したのを聞いた時は、その通りだと感じるとともに、それを経営トップが会議で公言することにも驚きを覚えました。これはまさに、決めることがリーダーの責務であると理解している人の言葉です。「ベストな結論が見つかるまで検討を続けるべきだ」などと言っていては、話になりません。
なぜベストな決断でなくても、決めることが重要なのか。ひとつの理由は、何かを決断すると、問題を浮かび上がらせることができるからです。リーダー経験のない人たちは、問題が起こるとすぐに「決断が間違っていたのではないか」、「もっと慎重に検討すべきだった」などと誹り、時には一度決断したことを撤回すべきだとさえ言い出します。なんとかして、結果責任につながる「決める」という行為を避けたがるのです。
(伊賀泰代 『採用基準』より抜粋)
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今まで読んだ本の中でも圧倒的No.1の名著 : お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book) 佐藤航陽
お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)
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「正直、この本のことを、知人や友人以外に勧めたくない。」
そのくらい、今の世の中の本質をついていて、これからを生きていくための考え方のベースになる素晴らしい本です。
じゃあ何故このブログに書くか。
それはまさに経済の仕組みそのものが参加者が多いと大きくなって行くという原理に基づいているため、その参加者を増やしたいという 気持ちが僕にある。それが、このブログに書く理由です。
著者の佐藤さんとは、同年代で、
「同じ時代を生きてきたのにここまで差がついているのか」
と愕然とするレベルの嫉妬を覚えました。
もちろん、日本を代表する天才と呼ばれる起業家と自分を比べるのはそもそもの話がおかしいのですが。。。
でも、きっと私と同じように
「自分の人生、どうやって生きていこう」
と、常に真剣に考えている人はきっと嫉妬するはずです。
■資本主義から価値主義へ
本社の冒頭でも書かれていますが、この本の大テーマは今までの経済のルールが資本=お金であったのに対して、これからは個人の価値にうつるというポイントの説明です。
その一連の流れをテクノロジーの発展という大きな時代の変化に合わせて説明しています。
インターネットや コンピューターが出現する前の話までは、お金がすべての基準になっていました。
しかしこれからは、お金だけが全てではない。と、使い古された言葉の通りの世界になります。
具体的にどうなっていくのか。
まず一つ目は働かなくても生きていける時代がやってきます。
というか、先進国ではすでに到来しています。
薄々感じていると思いますが、 ここまで科学技術が発展しコンピューターによって何もかもが為される時代。
人間が働かずとも、必要な富は自動的に生産される仕組みがすでに整っていると言えます。
周りを見渡してみてください。
「この人は働かない方が世の為だ」
と思えるような人がたくさんいますよね。
もしも彼らが全く働かずに世の中にとって有益な働きをしている人だけが残った場合、それはおそらく上位の2割程度でしょう。
そしてそれでオッケイな世の中なのです。
お金のために働かざるを得ない時代から、そもそも働かなくても食っていける世の中に変わった。
すると、こう思うでしょう。
「なんで必死こいて働いてる俺よりも生活保護受給者のほうが金持ってるんだ。」と。
さて、そうなってくると、どうなるか。
人間ここで大きく2つに別れます。
一つは、生活保護受給者に無理やり働かせる≒自分と同じ苦しみを与える。
もう一つは、生活保護受給者と同じ生活になる≒自分も働くことを辞める。
前者は政府に文句を言っている輩のことで、後者には実は色々いるんです。
生活保護受給者になろうとまでは思わずとも、
「仕事なんかしなくたって、最悪生きていけるじゃん」
と、ポジティブに考えて、
「じゃあ、金のためじゃなくてやりたいことやろう!」
となるわけですね。
この発想に行き着くかどうかで、これからうまくやっていけるかどうかが決まります。
まさにこのパラダイムシフトこそが、佐藤さんのおっしゃる価値主義という考え方です。
価値のあること≒自分が楽しいと思えること、好きなこと
をベースに決断や行動をすることが当たりまえの未来がすぐそこに来ている。
そして不思議なことに好きなことやってるやつのが、資本主義でも勝っちゃってる。
ってはなしです。
■経済システムを選ぼう
この本の大きな次のトピックは、
「価値主義がベースの世の中になるのはわかったけど、じゃあ具体的にどうなるの?」って話が語られています。
結論から言うと、
「価値観は人それぞれだから、気の合う仲間同士でたくさんの経済圏ができますよ。」
という、自律分散型の社会がやってきます。
いままでのように、全員がお金を稼ぐために生きていた。のとは違うわけで、かなりバラバラになってしまって、統一するのはすごく難しくなる。
だから統一しないで勝手にやる。こうなるわけですね。
現に、全然理解できない世界がいたるところで拡がってますよね。
ソーシャルゲームに課金したり、アイドルの追っかけしたり、動画に投げ銭したり。
それぞれの人が感じる価値は千差万別なので、それぞれの好みの経済圏が生まれてくればいいんです。
そのうち、円やドルへの依存度を低くした状態で仮想通貨を使った国家を作ることもできるようになるでしょう。
仮想通貨ってのは要するに
「価値の交換手段」
なので、俺の持ってる大根と彼の持ってるwebデザイン力を交換しようと思ったときに交換手段として間に入ってくれて、貯蓄できるもの。
ただそれだけです。
長くなりそうなのでとりあえずここまで。
軽減税率はキャッシュレスが基本?決裁方法合戦。 大事なのは給与振込。
最近やっと交通系電子マネー以外の 電子マネーを使うようになり始めました。
例えば nanaco WAON はたまた LINE Pay PayPal。
メルカリで売れた分は メルカリマネーで、ヤフオクで売れた分はヤフーマネー。
ついでに楽天ポイントとか T ポイントとかそういうポイントも含めると意外と現金以外の決済手段って10種類ぐらい使っていることに気づきました。
でも、まず第一にそれらの電子マネーか ここ数年使ってきていて 現金とクレジットカードに変わるほど有用になっていません。
それは結局、給与振込の方法が銀行振込だから。
結局はその振込口座からどうにかお金を動かす必要があるためいまいち浸透しない。
その手段として、結局今のところクレジットカードを介したポイント換算になってる。
もちろんそれぞれの使い場所によって一番ポイントが貯まる使いやすい使い方を知っているのは確かです。
例えばセブンイレブンだったらナナコ。
その他アフィリエイトプログラムが一番充実しているクレジットカードを使いながら、 Yahoo とか楽天。
でも結局 元はといえばクレジットカードから全て 始まっているんですよね。繰り返しになりますが。
政府が進めてるキャッシュレスの流れ、ポイント還元まであるらしいのですが、まず始めにクレジットカードを作らないと何も始まらない。
つまり、今のところはキャッシュレス≒クレジットカード。ということです。
なので、電子マネーを推進したい会社は、企業から個人に振り込まれる給与振込の一部を自分の電子マネーにしてもらうような営業をかけないといけない。
ポイントなら給与振込額1.5倍とかの特典をつけて。
ビットコインでもいいけど。。。
但し、キャッシュレスを推進したい政府がこの辺のルールを容易く後押しするかというと制度が整うのにはものすごく時間がかかると思われます。
だって日本円というのは日本国家そのものだから。
つまり円の流通量が減っていくわけで、価値の交換手段としての円の価値もどんどん下がることになるから。
このあたり、電子マネーで給与振込。がかんたんにできるクラウドサービスとかをfreeeあたりが始めれば一気に普及するんでしょつけどね。。。
考える力のないおっさんほど厄介なものはない。
考える力っておっさんになると養えないんでしょうね。
意味のわからない経験とか、勘とか、成功体験が多少なりともあると、ゼロベースで考えようとしない。
若い人でも上に挙げたような、そういうのをもってるはずだけど、40歳を超えたおっさんだと、それを否定できないから厄介。
自己否定をしてもショックが少ない若いうちに考える力と固定概念をぶち壊しておかないと、未来は無いですよ
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これも名著。学生が読むべき。
お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)
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News Picksの本いいですねぇ。
これ名著。
実業家による実体験の伴った、裏の取れている事実と思考を理解できます。
学生さんとかは、これを読んでおいて、
「未来はこうなるのか。ならそんな未来で自分は何をしたいだろう?」
と正しい就活できると思いますよ。
社会人ももちろん読んでおいて損はない。
何をするにも、本当に何をするにも絶対に知っておかないと話にならない内容が書いてあります。
それは何かって?
働くことのベースになっている
経済システム=お金のシステム
の劇的な変化を理解できるから。
これしらないで、仕事できないし、知らなくてもできる仕事なんかなくなるでしょうね。
内容には触れてないですけど、
「経済ってこういうふうに変わっていくのね。」
と納得できる本です。
お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)
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