ベンチャー企業から転職して、外資系企業の戦略コンサルタントになります。③職種編
djooです。
ベンチャー企業で経営戦略なんかの仕事をしていました。
本当に面白く、いろんな人と関わってすごく成長できました。
じゃあ、なんで転職するのか?
理由は色々書いているのですが、凄くシンプルで明確な答えとしては
・日本は大企業がめちゃくちゃ強い
ということなんです。
大企業や既得権益層が変わらないとなかなか世の中変わらない。
アメリカのgoogleやfacebook、amazonは別格です。
ITバブルのときに生まれた、
softbankや楽天、そのたITベンチャーが今はメガベンチャーになってます。
じゃあ今はどんな感じかと言うというと、そういうところでお金を得た昔のベンチャー企業が投資側にうつり、次々と買収や投資を実行してます。
この流れはその他の伝統的大企業にも言えることで、ソフトバンクとトヨタの合弁会社とか、そんなのも含めて、とにかく、
大企業のブランド×資金力 で新しい事業や会社を生み出す
というのが強い流れです。
CVCやアクセラレータプログラムなんかもそうなんですが、
結局は大企業がバックについていてお金や人やブランドを提供することで会社が大きくなってるんですよね。
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なので、djooは常に世の中になにか新しく価値のあるものを生み出す、その最前線にいたい。という気持ちで働いているのですが、はっきり言ってそのインパクトや効率が最もよいのは、結局大企業としての新規ビジネスなんではないか?と思い直したわけです。
そこで、一つのベンチャー企業に所属する中で大企業とアライアンスを組みながら仕事をしていくというのも面白かったのですが、
大企業側に移りベンチャーや新技術を利用する側にまわってみたいと考えたのです。
じゃあ、大企業の事業会社に行けばいいじゃないか。となるのですが、
新規ビジネスというのは、以下のような感じで流れるのですが、圧倒的にオペレーションの時間がながい。
構想 → 立ち上げ → オペレーション
でも、djoo的に面白みを感じてるのは、構想&立ち上げフェーズ。
大企業が今の事業環境とアセットを最大限活かして何か新しいことをしよう。というところに携わり、具体的なビジネスモデルの構築とオペレーションイメージの策定までに興味があるのです。
なので、一つの事業会社でそういうことに取り組むというのは、とりあえずベンチャーで経験したので、戦略コンサルという立ち位置から、そのあたりに関わってみようと考えました。。
本エントリの題名が、職種編。となっているのは、
まさに業界を問わず、経営判断や事業判断という上流の部分の職種を自分の軸とした転職であった。ということを言いたかったわけです。
なんでその職種が魅力的で市場ニーズが高まっているか。は前半部分のとおり、
大企業が変わらざるを得ないという状況の中で、自社のリソースだけではそういうのは到底無理だから。
(っていうかできていればやっているでしょ。平成の30年で売上利益が下がっているのはそういうことを大企業の事業会社だけではやりきれないということの証左です。)
一部、ユニクロやら、富士フィルムなんかは新規ビジネスで成功したり、業態転換に成功?したりしてますが、それらは伝説的に語り継がれるレベルのこと。
(このへんの案件も全部戦略コンサルが絡んでいたというのは有名な話ですが)
そんなものがポンポンといろんな大企業でできるわけがないです。
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働き始めなのでなんとも言えませんが、
大企業 → ベンチャー → コンサル
といろんな会社にいることにより、ビジネスをいろんな立ち位置からやってます。