2019/08 世界同時株安 : 日本株とアメリカ株 比べるとダメージの違いがわかる。
djooです。
世界同時株安の様相を呈しています。
でも、アメリカ株が下がった下がったと盛り上がっているのと、
日本が下がった下がったと盛り上がっているのでは、
投資家へのインパクトがとりあえず今の所全く違います。
以下、1年の株価推移を日経平均とNYダウ比較してます。
大まかな山谷は似ているものの、NYダウがどれだけこの1年で伸びたのかがよくわかります。
2018年9月からの1年のデータですが、NYダウは暴落している今ですら、1年前より高い株価です。
一方日経平均は2018年12月の急落についで2番目に低い株価。
どういうことかというと、
アメリカ株に投資している人にとっては、急落があったとしても1年前に買った株価はプラスである。
日経平均の人は1年前に買った価格からマイナスである。
ということ。
そうなると投資家心理は後者であるとものすごい恐怖感です。
「1年前に買って、運用していると思っていたのにマイナスか!」
と。
改めて、日本の株式市場というのは不健全(資本主義経済的ではない)なぁと思います。
djoo@大手町