新卒就活に臨なら、一回はちゃんと考えておいたほうがいいこと

djooです。

 

■新卒一括採用というのは日本独自の仕組み。

■新卒採用で自分の希望の会社に入れるかどうかで、一生が決まる。

 

。。。。。

 

もしあなたが今学生で、そんなふうに考えているのであれば、その考え方だと、

「うまくいく就活もうまくいかない」

可能性が高いと思います。

 

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新卒採用シーズン。

わたしも採用に関わったことがある人間として、

今一度、何をしておくといいのか。というのを考えてみます。

 

 

 

まずは、今回のエントリでの、何をしておくと「いいのか」を、

まずはちゃんと認識合わせします。

 

 

そもそも新卒就活を我々はどう捉えればいいのか。。。

 

とりあえずは、ひとつの大きな採用のタイミング。

と捉えてみましょう。

 

そして一部の会社は新卒のタイミングでしか人を採用しない。

もしくは、新卒の割合が大多数を占める。

という事実を認識しておくことです。

 

 

 

では、上のようなものが新卒採用だ。と認識した上で、

次に自分の人生(主に働く ということ)において、このタイミングをどう使っていくか。を、考えてみましょう。

 

この辺の作業からちょいと学生の人には難しくなります。

 

しかし、難しいだけあって、ちゃんと考えることができれば、それはちゃんとしたアピールと自信になります。

 

たとえば、これは面接で全てを言う必要はないですが、まずは漠然と仕事人生の中でやり遂げたい形をイメージします。

 

特に、総合商社で働きたい。とか、航空業界で働きたい。とか、

その辺りが明確になっている(と思い込んでいる)、人ほどしっかりやったほうがいいです。

 

なぜなら、総合商社も航空業界も自分が働いたことがなく、有名で人気があるからです。

 

有名で人気がある会社や業界の場合はなおさら、なんで?というところにオリジナリティが必要です。

 

有名で人気があるから。という理由で受けに来る、東大京大のスペックの高い人に負けてはいけません。

(もしあなたが有名で人気があるから、それらの会社を志望しているとしたら、スペックの高さがないと厳しいでしょう。なぜなら面接官はあなたが知名度と人気のみに釣られて受けに来たということにすぐに気づきます。

それでもとりたいと思わせるためにはとりあえずスペックが必要です。)

 

例えば、

「自分は仕事人生の中で、日経新聞の一面に載るような、仕事を自分なりのやった感をもって実現したい」

と、こんなようなふわっとした感じでいいです。

 

大事なのは、仕事の結果が社会にどんな風に影響を与えているのか。という視点で考えることです。

 

「丸の内を良いスーツを着て歩きたい」とか

「英語で仕事してる自分、素敵♥」

みたいなのは目指していても理由にはならない。

 

次に「日経新聞の。。。」

の場合はどのタイミングでどんなふうに記事になりたいのかイメージしておきます。

 

ここで大事なのは職種のイメージ。

人事としてなのか、営業としてなのか、商品企画としてなのか、マーケターとしてなのか、経営者もしてなのか、、、、

 

どういった職種のどういった立場で人生の仕事をしていきたいのか漠然と語れる必要があります。

 

研究者になりたのか、営業やりたいのか、企画やりたいのか。

そしてその上でどんな影響を世の中に与えていきたいのか。

 

上記2点をスラスラ言えるようになっておけば、とりあえずベースはオッケイです。

 

最後に、上の2つが実現できる会社を受けに行く。

もしくは、上の2つがいずれできるようになるための、新卒の最初の会社を受けに行く。

 

この感覚をしっかり持ちましょう。

 

会社のためになにかするのでも、会社になにかしてもらうのでもなくて、

自分がしたいことが実現できる会社にいく。

そしてその自分がしたいことが社会を良くすることで受けに行く会社が掲げていることである。

 

このマッチングがうまくいけばとりあえず、足切りはないです。

 

あとは能力作を見られますが、それははっきり言って面接官との相性もあるし、そこたさまで面接に求めないから安心してください。

 

やりたいことがちゃんとできる、会社にとってもそれを求めている。

これをしっかりと考えてください。

 

 

上のことが考えられていれば、新卒が全てではないし、外資や海外で働くことで自分のやりたいことが実現できる可能性も模索できます。

大事ではあるけれど、新卒でしか入れない会社ってあんまりいい会社ないので、安心してください。

 

いい会社は必ず転職者をとってます。

 

転職でもいつかチャレンジできるし、新卒が全てではない。

 

転職するときにも新卒のストーリーはとても大事です。