ちょっと宗教じみた話になるけれど、やっぱり自分は日本が好きで幸せになるために生きていくのだ。

安倍政権になって、一時の民主党政権よりも景気が良くなったと言われてます。

確かに、人々の生活が豊かになったのかも知れません。お金の回り方を見れば。

 

ただ、そういうのって経済指標から 読み取れる人々の豊かさなので、本当に自分自身が幸せを感じる瞬間とは別なのでは無いかなと思うのです。

 

例えば、自分の給料が高いとか。

例えば、株価が上がったとか。

例えば、会社の業績が良くなり利益が出たとか。

 

自分は本当に上のような経済指標で測れるような数字を良くしていくことのために行きているのだろうか。

 

と、誰もが考えるようなことを改めて考えてしまったのです。

 

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ものすごくパーソナルに考えてみた時、自分が幸せを感じるのって、

例えば仕事であれば、自分が活躍して何か良いサービスや 製品を世の中に出してそれが人々に受け入れてもらった時。

そして、そういうプロジェクトをいい仲間達と一緒に達成できたとき。

 

家族と過ごす時間もたくさんの幸せを感じる。

子供の成長や奥さんとの会話。旅行や買い物。

 

老いた自分の両親に自分の孫の顔を見せて、一緒に近くの回転寿司でご飯を食べている時。

 

撮りためた写真を Google フォトが編集してくれて楽しいアルバムを作ってくれてそれを家族で見た時。

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私は私であり、私の幸せを感じるポイントがみんなの幸せを感じるポイントであるなんて考えていない。

 

同様に国が考えている国の豊かさの指標の数々というのは、平均値で語られるもの有ることに加えて、今の時代に足した指標では無いかもしれない。

というか、多分人々の幸せの指標ではない。と自分自身の感覚を信じると断言できます。

 

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さて、上では、GDPで測れない幸せが個人には有るはずだ。

というありきたりな話です。

 

んで、それを政策とか日本の未来を考えたときに当てはめてみると、結構うまくいくんです。

 

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あまり、はっきりと言ってしまうとショックだとは思うんですが、経済合理性だけで考えた時、日本という国と日本人に存在価値はないのです。

 

 

大陸から離れた島国で日本語しか喋れない国民が一億人いて、化石燃料もなければ地震津波災害が多く原発だらけのリスク満載国。それがアメリカ人から見たJAPANです。

 

アフリカからレアメタルを運んで。

中東から石油を運んで。

それらを、わざわざ日本で自動車や工業製品にして。

それらをもともとの資源国に送り返す。

 

こんなの無駄の塊でしかないでしょ。

 

つまり、経済活動を今ある指標に当てはめて最適化を図ると、日本という国は

「潰してしまいましょう。ついでに日本人も不要です。だって彼ら日本語しかしゃべれないんでしょ?」

となります。これは極論だけど事実です。

 

日本なんてなくなって日本人なんてみんないなくなってしまった方のが地球全体としてはエネルギー効率は良くなるんです。

 

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だけれども、幸せを実感するという観点で考えた時には全然違う結論が出ます。

 

私は日本が素晴らしい国だと改めて改めて思っています。

 

いろんな国に旅行に行ったりカリフォルニアで仕事をしたりしてきたけれど、確かにそれらの国にはそれぞれ素晴らしい文化や地理的条件や食事があり、人々がいました。

 

しかし、想像してみました。

 

自分の人生の晩年。80歳とか90歳になった時に、安心して生活し、心豊かに死を迎えられる国はどこかと。

 

やっぱりそれは日本でした。

 

当たり前ですが、世界各国すべての土地を試したわけではないから、絶対日本だとは言えませんよ。

 

でも、そんなものでしょう。

人間の選択の幅なんて、生まれや育ちにものすごく制約を受けるんです。

 

私は日本で生まれ育ったから、日本で死にたいと思うのです。

 

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今は東京に住んでいるけれどできれば、日本特有の田園風景とか美味しい魚が食べられるようなところに住んでみたい。

 

または友人家族がたくさんいるようなところで、そういったところで私が先に挙げた豊かさを実感しながら死んでいきたい。

 

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多分、同じ様に考えている人ってたくさんいますよね。

たくさんいるというレベルではなくて、もしも目の前に2つの選択肢。

1.日本を捨てて海外で生活する

2.日本で生活する

を選べと今の日本人たちに聞いたら、ほぼ100%、2を選ぶでしょう。

 

ってことはつまり、日本で日本人として行きていくということを真剣に考えるのであれば、

「経済指標から言ったら決して世界の超大国にはかなわないけれども 心豊かで皆が幸せを実感できるようなそんな日本を作っていく」

ということをまじで真剣に考えなくてはいけないと強く思うのです。

 

今の時代に日本で健康にいきているのなら、ぜひ、そういう仕事に携わっていきたい と強く感じるようになったのです。

 

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こういうことが言えるのは日本が経済大国として、たくさんのお金を稼いで生産性の高い設備や人材持っているからこそ言える。

 

つまり改めてこの豊かさを求められるというのは高度に発展した資本主義経済の中である程度の立ち位置を得られた日本だからこそできることだとも思うのです。

 

高度経済成長期に稼いでくれた上の世代に感謝しましょう。

 

その上で、我々20代、30代の世代は、20世紀型の経済指標を目標にした活動ではなく、

自分の豊かさを本気で考えた上で、それを実現できるような活動に自分の人生を賭けていくべきです。