日経新聞 -非常に良い記事- / -内閣支持率下支えはネット層 / TVのワイドショーはひたすら政権批判-

有料会員向けの日経新聞記事でとてもいいものがありました。

 

概要としては、内閣支持率の変動とその支持率変動の要因となったと思われるTV放映との関係。またそのTV放映によって影響を受けた層の分析です。

 

■基本的にテレビ番組は「ショー」として政治問題を取り扱う

TV番組はその番組をたくさんの人に見てもらうことが目的で制作されています。

当たり前ですが、面白おかしく話題性に富むニュースを、面白おかしく取り上げるのが彼ら、テレビ局に勤めている高給取りたちの仕事です。

 

彼らは、

「安倍政権が成し遂げた功績」

「今取り組んでいる課題の結果が50年後の日本を救う可能性」

「安倍政権以上にうまくやれる政党も人も今の所見当たらない。という事実」

など、地道に安倍政権が取り組んでいる政策や方針には触れません。

 

彼らはものすごく局所的なモノの考え方しかできない人たちです。

なぜならテレビと言うのはそういうメディア=今の数字が大事。だからです。

 

■20代-30代の男性はテレビを見ないでネットを見る。だからTVの意味のわからない報道に左右されない。

私はまさに30代の男性です。

 

だから、政府の方針や政策に対しては、常に

「10年後、30年後、50年後の世界と日本、日本人に対して有益かどうか」

という見方をします。

 

これは格好良く言っているわけではなく、単純に

「今のこのままじゃ絶対に駄目だよね。だから何かしないと。そしてそのなにかを具体的に考えてやってくれそうな人とか政党はどこかな?」

と考えているだけです。

 

そもそも、そういう過熱な報道がなされていることすら、ネットで知る人も多いハズ。

 

大体はものすごく馬鹿げているなぁとふざけた感じで取り上げられてますよね、ネット上(←ここどこ?といつも思いますが。)で。

 

■テレビ報道に左右されるのは、高齢者と女性(主婦層)

 

一方でTVの情報を鵜呑みにするのは、

高齢で仕事をしておらず、日中家にいながらテレビを見ている人

・主婦層

だそうです。

 

そういった層の人は、

・森友問題はひどい!だから安倍政権交代

といきなり不支持になるそうです。笑

 

■テレビがテレビらしい馬鹿げた放送をし続けるのは収益構造が問題

ここ10年位でしょうか?

テレビやテレビ局に勤めている人が馬鹿にされ始めたのは。

 

私も、「なんでそんなに馬鹿なことをし続けてるんだ?」と当初は思っていましたが、今は考えを改めています。

 

それは、テレビがテレビらしい質の低い報道ばかりをし続けるのには明確な理由があるからです。

テレビ局員が皆本気で馬鹿なのではありません。

彼らは彼らの仕事として、本気で馬鹿な報道を続けています。

 

まず、大前提として、CM費でテレビ局が成り立っているとすると、CMを提供してくれる企業様のニーズが一番大事なわけです。

そのテレビと企業の間を取り持つ電通とか博報堂と一緒に、要するに「どうやったらスポンサー企業が儲かるか」を考えています。

テレビ局員は別に、「公平性の高い真実を伝えたい」と思っているわけではないのです。

 

テレビ局を馬鹿にしている人たちは、あたかもテレビが真実を正しく伝えるモノであると勘違いしていると思います。

ある意味、テレビを信じているのですね。

 

話は戻って、テレビ局員はどの様にスポンサー企業の商品を売るか。を考えるので、

・売りたい世代

・売れそうな人

がよく見てくれる番組を作ります。

 

ワイドショーの森友報道で安倍政権を非難する人=簡単にCMに流されて商品を買ってくれる人。なのでしょうね。

 

人からの、他者からの情報を鵜呑みにして、自分の頭で考えずに行動や考えを変えられる層こそ、最もスポンサー様が喜ぶ顧客です。

 

テレビが報道と称して流しているワイドショーは、スポンサー企業の商品を売るためのCMの一部だと認識しなくてはいけません。