大学院入試で大事なポイント

大学院入試

という言葉を聞いたことありますか?

 

大学入試ではなく、大学院入試です。

 

自分が通っている大学の大学院でも、成績が悪いとエレベーターで上がれないですし、他の大学の大学院に行く人も大学院入試が必要です。

 

入試というと、5教科7科目を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、

大学院入試の場合は、大体は、

・面接

・研究計画書

・数学

TOEIC/TOEFL

の4つです。(私のころの東京の国立大学理系はそんな感じでした。)

 

難易度はその年によって変わりますし、そもそも研究室の人気でかなり倍率が変わります。

 

■英語

TOEICで最低700点くらいあれば英語はまあ大丈夫でしょう。

今はTOEFLが大事なのかもしれません。

 

■数学(数理的思考)

過去問を5年分くらい解いておけば問題ないはずです。

クイズみたいなもんです。

 

■面接

面接は

1. 自分がやりたいこと

2. なんでその大学、研究室の大学院を受けるのか

3. まともに質問答えること

の3つができてればOKです。

 

■研究計画書

最後に研究計画書ですが、こちらが結構大事。

というか、これがちゃんとかけていないと面接もきっとうまくいかないから、2つのポイントで減点されちゃいます。

 

 

研究計画書では、ちゃーんと、自分がやりたい研究とその大学の方針、研究室の方針が合致していることが大事です。

 

大学名にあこがれて、それで研究室のHPだけ見て、なんとなくそれっぽいからその研究をやりたい。とか書くとまず失敗します。

 

じゃあどうやるか。

王道は行きたい研究室に在籍している修士の人にコンタクトをとって、みっちり話し合い、添削してもらってください。

 

副産物として、研究室内では、なかなかいいやつが入りたがっているという情報も広がります。そしたら入試にも有利かも??

もし、その話をした人とウマが合えば。

 

兎にも角にも、大学院入試というのは、研究室の方針にあっているかどうかというのが本当に大事。

大学入試の様に、画一的に受験科目でいい点数がとれるかどうかという観点では見てくれません。

 

どんなに学力が高い人でも研究室の方針に合致していなければ合格できない。

逆に、別に学力が高くなくても研究方針をちゃーんと理解して自分を売り込めれば合格して、研究できます。

 

※話ちょっと逸れます。

(ちなみに、社会に出たら後者の能力の方が重宝されますので、いいトレーニングだと思っておいてもいいかもしれませんね。

 

もちろん、前者の学力という部分でも最低限は必要ですよ。

 

特に英語は使う機会がなくても企業的には英語力がある人のほうが好きなので、TOEIC800点くらいあるといいと思います。

 

あとは、実力主義でない日本の大企業では学閥がありますから旧帝大じゃないと出世できないとかあるので注意してくださいね。)

 

 

大学院受験生の皆さん頑張ってください。

 

大学入試の様に誰かが情報をまとめてくれて、ただひたすら頑張ればいいという類の競争とは異なりますので注意して臨んでください。