大企業とベンチャー企業の差。転職して思ったこと①
djooです。
東証一部上場のいわゆる大企業から、ベンチャー企業に転職してはや半年弱。
色々と思う所あるので、簡単に振り返りながら備忘録的にまとめておきます。
転職を考えている方は参考にしてください。
- 良くないこともある。
とりあえず、デメリットというか嫌だなぁと思うことを書きます。
給料は下がりました。結構下がりました。
あと、知名度が低いんで、あとにも書きますけど、会社名乗ったときのリアクションが違います。
社員の中にはマジで変な人がいる。これは有名大卒フィルターがかかっていた前の会社と結構違うとこかもしれません。
良くも悪くもいい子ちゃんが多かった前の会社では、まあ変な人はいるにはいましたけど、ぶっ飛んで変な人はあんまりいなかった。
特に若い女の子とかで、結構入社が早かった人とかは、あとから来た人を新参者扱いしたがり過ぎてから回ってました。こういう人が嫌われるお局様になるんだなぁとか。
- スピード感が違う
何かを経費で買おうとか、出張に行こうとか、この仕組を導入しようとか。
なんでもそうですけど思いついてから実行までの速度が全然違います。
まあ、企業の規模が全然違うので動く金額とか人数も桁が違うということで、当たり前の差なのかもしれません。
それでも、プロジェクトや物事の変化のサイクルが早いというのはそのサイクルを動かしていく方としては色々と学びが多いものです。
- ルールは作るもの
経費精算から仕事の進め方まで、自分でルールを作りながら進めていく必要があります。
人が作ったルールもしょっちゅう見直されます。
ということで、ルールがなくても仕事を進められる人じゃないときついと思いますし、一方で意味の分かんないルールに縛られて仕事するのは苦手な人にはいい環境です。
- 出会う人、働く人が違う
立場上、経営とか会社間の業務提携みたいなものを取りまとめているので、色んな人と会います。
中小企業の社長さんから大手企業の課長さんまで。
元々の仕事がシステム開発のプロマネで、結構限られた人としか仕事をしてこなかったので、いろんな人と仕事をする機会があるのは面白いです。
あとは、会社の社員も、中途の人ばかり。
もともと会社やってました。とか。ベンチャーで役員やってましたみたいな人とか、はたまたハローワーク経由で就職しました。みたいな人もいて楽しいです。
前の会社だと、まあ殆どの人が名の通った大学からの新卒だったので。
- 自分は偉くもすごくも無いとちゃんと実感できる
大企業にいたときは、まあ立場もあると思いますけど、大体の人は大企業様の人として自分を取り扱ってくれます。
すると、知らず知らずのうちに自分は偉いとかデキル的な勘違いを何処かで起こしていたみたいです。
名もないベンチャー企業に入るとそういうのが一切なくなるんですね。
自分という個人に重きが置かれている感じがします。
一方で、案外役に立っているのが学歴です。
東京の国立大学を卒業しているので、学歴の話になったときに無駄にそれが効果を発揮する場面がちらほら。
まあだからと言って仕事が進むわけではないんですが、大企業の人とかだと、「おんなじ感じの人」的な感じで見てもらえるようです。
- 入って速攻で中堅扱い
成長企業にいる人はよくわかると思いますが、自分が入ったあとにどんどん新しい人が入ってきます。
すると、転職ということもあるのでしょうけど、会社や周りの人の自分の扱いが速攻で転職者から中堅に変わります。
あとから来た人の教育とか、会社の仕組みを説明したりもしますし、転職フェアとかセミナーとかもバシバシ出されます。
大企業新卒入社だと、20代はまだ若手扱いとかだったので。
あと、会社の平均年齢が30歳とか(これでもベンチャー企業にしては高齢)。
なんで自分くらいだと若干上になってしまいます。
そうすると自ずとボリュームのある仕事とか案件が降ってきます。
- 働き方は自分で作る
ベンチャー企業って忙しいんでしょ?
と前の会社の同僚とか高校、大学の友人と話ししますが、ぶっちゃけそんなでも無いです。
スタートアップしたての10人未満の会社とかだと全然違うんでしょうけど、うちはそれなりに人が増えていることもあって、ある程度仕事を分担できてます。
中にはパンクしそうな人もいますけど、何故か私はどこにいても人から暇そうと思われるタイプの人です(笑)
ということで、前の会社にいたときもそうですけど、自分らしく仕事ができていてハッピーです。