クレジットカード①

家計の話で欠かせないのが、クレジットカードの話題ですね。

 

一昔前の人たちはクレジットカードに対して悪いイメージをたくさん持っているようです。

借金は良くない。

クレジットカード破綻。

こんな様な話です。

 

ただ、今の世の中、クレジットカードが悪だ。なんて頭ごなしに考えている人は、ただメディアに振り回されているのか、クレジットカードを使って苦い経験がある人くらいでしょう。

 

アメリカでは、ほとんどの買い物はクレジットカードです。

自動販売機や券売機もクレジットカードが使えます。

幼稚園代の支払いや病院代もクレジットカードが使えます。

 

つまり、クレジットカードが使えないということは、客の側から見れば、相当変わった、面倒くさいお店という印象です。

 

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さて、本文では、なんでクレジットカードを持つとオトクなの?どんなクレジットカードを持つべきなの?

という観点を以下の3つ項目にそって書いています。

 

1. クレジットカードビジネスの仕組み

2. クレジットカードを使うメリット、デメリット

3. クレジットカードの選び方

 

番外編 : クレジットカードを使わない人がクレジットカードを使う人にお金を払っている?

 

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1. クレジットカードビジネスの仕組み

 

「現金を持たないで便利に買い物できて、借金までさせてくれる。しかもポイント還元まであるのに年会費が無料なのはなんで?クレジットカード会社はどうやって儲けてるの?」

 

という、クレジットカードの存在自体への疑問からスタートします。

 

 

> クレジットカード会社の収入

 

まず、クレジットカード会社の最大収益は加盟店からの手数料収入です。

(新卒でクレジットカード会社の面接に向けて調べました。ちなみに内定もらえました、入社には至りませんでしたが。)

 

 

加盟店はクレジットカード使用料の大体3%-7%をクレジットカード会社に支払っています。

(AMEXは加盟店泣かせということで有名です。システム使用料が5%という話も。加盟店の規模や客層によって、手数料の利率は異なります)

 

次に私達が支払うクレジットカードの年会費です。

 

今は殆どが年会費無料ですけれども。

 

あと、分割払いの金利ですね。

消費者には、なるべく長く、リボ払いみたいのでずーっと借金をし続けていてほしいのです。

(そんなバカげたことは決してしてはいけません。)

 

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2. クレジットカードを使うメリット、デメリット

 

> メリット

加盟店のメリット

現金を持っていない人の購買意欲を削ぐことなくその場で買わせることができる。ということですね。

私は、顕著にクレジットカードが使えないお店は避けます。ものすごく安い場合を除き、現金で買い物するのはデメリットの塊です。

 

 

消費者のメリット

言わずもがな、現金を持ち歩かなくて良いということです。

ポイント還元、付帯保険、ラウンジの利用やクレジットカードホルダーのため特典もメリットです。

 

ちなみに、借金を利子なしで実施できるのもメリットです。

100万円の買い物をその場で現金で支払うのと1ヶ月後に支払うのでは、全然意味が異なってきます。

 

仮に月利1%の利率で運用できると考えると100万円が翌月には101万円になります。

そういう意味で、クレジットカードで支払ったほうが金融的に見ても価値があります。

 

更に最近では、購入したものを自動分類して家計簿の様なものを作ってくれる機能もあります。

いつどこで何をいくらで買ったのかがネット上で見られます。

 

 

> デメリット

加盟店からすれば、手数料を支払うことがデメリットになります。

 

消費者の場合、ついつい買いすぎてしまう。的な衝動買いを増やしてしまうことでしょうか。

 

②へ続く。