副業 OK にすることの副産物 自分の時間を有効に使う=生産性を高めることにつながる
最近では国内の伝統的な大企業でも副業 OK をするところが目立ってきています
副業 OK にする理由は色々とあるのですが、個人的に見た時に副業には以下のようなメリットがあります
○本業以外で自分のスキルや知識を伸ばせる
○もちろんお金が入る
でも、最近気づいたのですが一番大事なことはこれかも
○仕事の生産性を高めることができる
なんでかと言うと例えば 正社員で働いている会社以外の副業を持っていると、正社員のほうの仕事をさっさと終わらせて副業に時間を割きたくなる
「残業なんてしている暇はない。副業があるから」
となるわけです
これが面白くて、残業なんてしている暇がないと思うと就業時間にものすごい集中する
不思議なことに労働時間を短くなったのにアウトプットを良くなっていくという現象が始まります
これはもしかしたら不思議でもなんでもなくて普段かけるべき必要のない無駄な時間をかけてダラダラと長く仕事をすることによって成果物の品質が落ちていたのかもしれません
すると、この後どうなるかと言うと成果物の品質が向上しただけでなく自分の時間の使い方が上手くなるようになります
「よく働きよく遊べ」
と私は尊敬する上司に言われていました
同様に
「正社員でよく働いて副業でよく働け」
ということも同じように限られた時間を有効に使うテクニックが磨かれていきます。
イベントや旅行はインスタ映えするかどうかではなく自分の思考を深められるか or 会話がどのくらい弾むかどうかで選んだ方がいい
djooです。
夏休みも今日で終わりですね。
お子さんをお持ちのお母様、お父様方、本当にお疲れ様でした。(←自分に言ってます。)
来週から日中は小学校 or 幼稚園 or 保育園に言ってくれると思うと。。。。
なんて家が静かになるのだろうと感動することでしょう。
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今日のエントリはdjoo家が2018年の夏休みに参加or訪ねたイベントや旅行先で感じたことをまとめます。
まず、エントリ名にもありますが、結論として、
「インスタ映を狙ったイベントにはろくなものが無い」
というのが答えになりました。
ちょっとさかのぼって、
というのに行ってきましたが、これは全くつまらなかった。
↑こんな写真を撮るために行くか??って思ってしまいました。
イベントはすでに大阪の部も終わってるので書きたいこと書きます。
イベントの集客人数的にはものすごく伸びたと思います。
なぜならいたる所に写真スポットがあって、SNS映を思いっきり狙ったものがおおいから。
とにかく、
「行ってみたい!面白そう!」とSNSの写真を見て感じさせるには、どんな写真を撮らせればいいのか?というポイントに企画側が全力を注いだイベントです。
結果的には大盛況となったようですが、もうこの手のイベントは二度と行きたくない。と思った人も多かったでしょう。
なにせ、写真を撮るスポットばかりが流行っていて、肝心の内容は全く入ってこない。
人も多ければ会場も狭いのでこれまた満足度が下がってしまうんですねぇ。。。。
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一方、博物館的には、箱根の下の博物館はものすごーーーっく良かった。
ここは、生き物はいなくて、基本的には剥製とか化石の展示です。
展示は、宇宙誕生のビックバンから始まって、近年日本で起きている外来種に依る、国内原種の絶滅問題までにも触れられる非常に内容の濃いものばかり。
特に良かったのは、虫の標本
完全にアート。
感動モノです。
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もちろん、きれいとかすごいとかだけではなく、動物たちの説明もしっかりと書いてある。
また、読むのが面倒。という人のためにQRコードを読むだけでスマホが説明文を読み上げてくれるサービスも結構いいです。
目では展示を見ながら耳で内容を理解できるので。
子供とかにも聞かせられますしね。
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地球誕生の説明付近には非常に沢山の岩石などの地質に関する展示がたくさんあります。
中学校のときに習ったような岩石が展示され、その岩石からいろんなことがわかるというのがとても楽しい。
館長さんは地質学者の方みたいですね。
なるほど、地球の歴史とは地質学のこと。というわけです。
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最後に、この施設は値段が安い&施設が充実していること&空いているという奇跡の環境です。
常設展示 観覧料
20歳以上65歳未満(学生を除く) | 520円 |
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15歳以上20歳未満・学生(中学生・高校生を除く) | 300円 |
高校生・65歳以上 | 100円 |
中学生以下 | 無料 |
駐車場も基本的には無料だし、施設内にはお弁当を食べられるスペースとかもあって家族連れが1日楽しめます。
神奈川県って税収が多いんだなぁと実感。(笑)
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この2つのイベント以外にも海に行ったり山に行ったり、という自然系とか、ショッピングモールに行ったりなんかしました。
遊園地も。
でも、結果として思ったのは、写真的に面白そうっていうだけだと本当にしょぼくてパフォーマンスの悪い行楽になってしまう。
大事なのは、
1. もらった刺激を自分の中に落とし込んでいけるような余裕。
2. 話が弾むようなモノ
だと確信しました。
自然系の遊びも上の2つはちゃんと満たしてくれて、今日は波が高いねぇとか。魚が釣れないねぇとか。そんな話でも、釣り堀で魚を釣るよりもよっぽど思考を深められると言うか心的に豊かになります。
テレビ的というか、これがこの楽しみ方ですよ!という工夫の余地が無いようなイベントだと、お手軽なんだけど全然頭を使わないのでちょっと。。。。
インスタ映ばかりを狙ったイベントが増えないことを願います。
ちょっと宗教じみた話になるけれど、やっぱり自分は日本が好きで幸せになるために生きていくのだ。
安倍政権になって、一時の民主党政権よりも景気が良くなったと言われてます。
確かに、人々の生活が豊かになったのかも知れません。お金の回り方を見れば。
ただ、そういうのって経済指標から 読み取れる人々の豊かさなので、本当に自分自身が幸せを感じる瞬間とは別なのでは無いかなと思うのです。
例えば、自分の給料が高いとか。
例えば、株価が上がったとか。
例えば、会社の業績が良くなり利益が出たとか。
自分は本当に上のような経済指標で測れるような数字を良くしていくことのために行きているのだろうか。
と、誰もが考えるようなことを改めて考えてしまったのです。
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ものすごくパーソナルに考えてみた時、自分が幸せを感じるのって、
例えば仕事であれば、自分が活躍して何か良いサービスや 製品を世の中に出してそれが人々に受け入れてもらった時。
そして、そういうプロジェクトをいい仲間達と一緒に達成できたとき。
家族と過ごす時間もたくさんの幸せを感じる。
子供の成長や奥さんとの会話。旅行や買い物。
年老いた自分の両親に自分の孫の顔を見せて、一緒に近くの回転寿司でご飯を食べている時。
撮りためた写真を Google フォトが編集してくれて楽しいアルバムを作ってくれてそれを家族で見た時。
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私は私であり、私の幸せを感じるポイントがみんなの幸せを感じるポイントであるなんて考えていない。
同様に国が考えている国の豊かさの指標の数々というのは、平均値で語られるもの有ることに加えて、今の時代に足した指標では無いかもしれない。
というか、多分人々の幸せの指標ではない。と自分自身の感覚を信じると断言できます。
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さて、上では、GDPで測れない幸せが個人には有るはずだ。
というありきたりな話です。
んで、それを政策とか日本の未来を考えたときに当てはめてみると、結構うまくいくんです。
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あまり、はっきりと言ってしまうとショックだとは思うんですが、経済合理性だけで考えた時、日本という国と日本人に存在価値はないのです。
大陸から離れた島国で日本語しか喋れない国民が一億人いて、化石燃料もなければ地震や津波災害が多く原発だらけのリスク満載国。それがアメリカ人から見たJAPANです。
アフリカからレアメタルを運んで。
中東から石油を運んで。
それらを、わざわざ日本で自動車や工業製品にして。
それらをもともとの資源国に送り返す。
こんなの無駄の塊でしかないでしょ。
つまり、経済活動を今ある指標に当てはめて最適化を図ると、日本という国は
「潰してしまいましょう。ついでに日本人も不要です。だって彼ら日本語しかしゃべれないんでしょ?」
となります。これは極論だけど事実です。
日本なんてなくなって日本人なんてみんないなくなってしまった方のが地球全体としてはエネルギー効率は良くなるんです。
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だけれども、幸せを実感するという観点で考えた時には全然違う結論が出ます。
私は日本が素晴らしい国だと改めて改めて思っています。
いろんな国に旅行に行ったりカリフォルニアで仕事をしたりしてきたけれど、確かにそれらの国にはそれぞれ素晴らしい文化や地理的条件や食事があり、人々がいました。
しかし、想像してみました。
自分の人生の晩年。80歳とか90歳になった時に、安心して生活し、心豊かに死を迎えられる国はどこかと。
やっぱりそれは日本でした。
当たり前ですが、世界各国すべての土地を試したわけではないから、絶対日本だとは言えませんよ。
でも、そんなものでしょう。
人間の選択の幅なんて、生まれや育ちにものすごく制約を受けるんです。
私は日本で生まれ育ったから、日本で死にたいと思うのです。
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今は東京に住んでいるけれどできれば、日本特有の田園風景とか美味しい魚が食べられるようなところに住んでみたい。
または友人家族がたくさんいるようなところで、そういったところで私が先に挙げた豊かさを実感しながら死んでいきたい。
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多分、同じ様に考えている人ってたくさんいますよね。
たくさんいるというレベルではなくて、もしも目の前に2つの選択肢。
1.日本を捨てて海外で生活する
2.日本で生活する
を選べと今の日本人たちに聞いたら、ほぼ100%、2を選ぶでしょう。
ってことはつまり、日本で日本人として行きていくということを真剣に考えるのであれば、
「経済指標から言ったら決して世界の超大国にはかなわないけれども 心豊かで皆が幸せを実感できるようなそんな日本を作っていく」
ということをまじで真剣に考えなくてはいけないと強く思うのです。
今の時代に日本で健康にいきているのなら、ぜひ、そういう仕事に携わっていきたい と強く感じるようになったのです。
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こういうことが言えるのは日本が経済大国として、たくさんのお金を稼いで生産性の高い設備や人材持っているからこそ言える。
つまり改めてこの豊かさを求められるというのは高度に発展した資本主義経済の中である程度の立ち位置を得られた日本だからこそできることだとも思うのです。
高度経済成長期に稼いでくれた上の世代に感謝しましょう。
その上で、我々20代、30代の世代は、20世紀型の経済指標を目標にした活動ではなく、
自分の豊かさを本気で考えた上で、それを実現できるような活動に自分の人生を賭けていくべきです。
日米の文化の差から考える / ひとの管理と評価の考え方
アメリカ子会社に出向していましたが、日々思うのはひとを管理する考え方や評価する基準が日本時代と大きく異なると感じています。
どちらがいいかという話は置いておいて、僕が感じる日米の差を書きます。
■仕事の振り方
・日本
人に仕事が紐付いている。人ありきで、仕事を割り振る。
・アメリカ
仕事に人が紐付いている。仕事があり、人を雇う。
■管理の考え方
・日本
人の仕事を管理しようとする。日次、週次、月次、で何をやったのかを説明する。
・アメリカ
仕事を管理しようとする。仕事の進み具合や目標、マイルストーンを確認、修正する。人は仕事を管理する上での一つの要素に過ぎない。
■評価の考え方
・日本
人の良し悪しをそのまま評価しようとする。
・アメリカ
仕事成果が達成されたかどうかでそこに関わった人を評価する。
--
例です。
例えば、日本にいたころは、評価されている人は何でも屋さんです。
気が利いて人当たりがよく、何をお願いしても卒なくこなす秀才タイプ。
一生懸命働き、週末や休みもなく、メールがすぐに返ってくる。
お願いする人は往々にしてその人の上司なので、その人のために働く。
一方でアメリカで評価されている人は
他社のしごとに意見を言える人です。
意外かも知れません。
要するに、会社全体の利益や会社が社会に提供できる価値を最大化するために必要なことを考えて発言することが求められています。
実は、これは日本ではなかなか実は難しい。
なぜなら日本ではジョブディスクリプションが明確ではないから、誰かの仕事に意見を言うと
「じゃあ、やっておいて」
となってしまう。
そうなるの、嫌ですよね。
だからあんまり余計なことはいわないようにするのです。
--
これらの差は日米の文化の差からでると思っています。
なぜなら、色んな国からたくさんのタレントを集めて高いパフォーマンスを出さなければいけないアメリカ企業では、文化のバックグラウンドが異なる人たちを効率よく使う必要があります。
そこで拠り所になるのはやはり先程の、
「ジョブディスクリプション」
です。
明確に仕事の範囲が決まっている。というのは人の評価がしやすく、採用しやすく、管理しやすい。
--
オウム事件では無いですが、場の空気を読もうとする日本的な考え方はときに組織を大きく間違った方向に導きます。
人の管理や評価の軸というものが、
「上の人の満足」
という企業に所属していることこそ、大企業に勤めている人々を無能化してしまう要因の一つと言って間違いないと思っています。
※ここで言う無能というのは、アメリカ的な無能さ。です。日本の大企業でずーっと出世していくのであれば有能でしょうね。
いくら金融緩和をしたって景気は上向かない。-日銀、金融緩和運用柔軟に 長期金利の変動容認-
日銀が引き続き金融緩和し続けると発表しています。
ただし、今の日本社会においてはいくら金融緩和、いわゆる長期金利の引き下げと量的緩和、日銀による国債の買い入れを続けていても、過去20余年の実績から景気は良くならないと証明されている。
一時的に円安に持っていくことで輸出業の業績が上向いたように見えるがそれは根本的な景気対策ではなく、一時的な安倍政権の票集めに近い。
もちろん、一時的に景気が上向いたように見せることによって、そこからいろいろな問題の解決をしやすくする、つまり消費税を上げるというのは世論を勘案すると悪くないと思う。
しかし、日銀はもう少しまともに中央銀行としての役割を果たすべきだと思う。
--
そもそも、金融緩和によって景気が回復するロジックというのは、「供給されたお金は必ず消費される」という前提に立っている。
つまり、
1.銀行から企業に、安くお金が貸し出される
2.企業が設備と雇用への投資する
3.商品が世の中に出回る&給料が上がる
4.みんながお金を使う
5.企業が潤う
→ 2.へ
という流れ。
ただし、先程も書いたように、ここ20余年でおきているのは、
1.銀行から企業に、安くお金が貸し出される
2.企業が設備と雇用への投資する
3.商品が世の中に出回る&給料が上がる
4.みんながお金を使う ← これがない
5.企業が潤う
→ 2.へ
要するに、たとえ給料が上がったとしてもみんなお金をわんさか使わないよね。
ということです。
考えてみてください。
いきなりボーナスが100万円入ったからと言って、いきなりクルマを買ったり、家電を買ったりしないでしょう?
しかも、お金が多く入るのは、実は給料をもらっている層ではなくて、株の配当で潤っている高齢者層。
高齢者がいきなりレクサスのスポーツカーをバンバン買ったりはしない。
(超金持ちは買うかも)
高齢者は潤ったお金を何に使うかというと、ズバリ、貯金します。
だって、人生100年時代。今後が不安ですもの。
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そもそも、今の日本の景気が悪いのは、
「お金がなくてみんながものを買えない」
と考えているとしたら政府は全くの無知と言って良い。
今の国内の景気が悪い理由は
「ものがたくさん余ってて、お金をわざわざ使うほど欲しいものがない」
という状況。
更に、子供ができて家を買って。という世代が30年前と比較すると15%減ってるわけでそりゃー日本の消費は下がっていく。
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んで、更に怖いのが、このまま金融緩和を続けていくと、日本の価値を大きく毀損する可能性があるということ。
それはどういうことかというと、中央銀行が発行している日本銀行券というのはそもそも日本の国力を担保にしているという根本的な部分を国民が理解していないから。
怖いストーリーというのは。
・日本銀行券の価値は日本国の納税力を担保にしている
・しかし日本国は納税以上に借金の返済(国債残高)が高い = 赤字
・赤字の国でも成長余力がアレばみのがしてくれる
・けれども日本って成長余力が見込めない
・ってことは、日本国が発行している国債の価値って無いのでは?
・国際価格暴落=金利の急上昇=物価の急上昇
これってジンバブエとかでおきたハイパーインフレと同じ流れです。
これが起こるとどうなるかというと、日本円の価値がゴミクズになります。
今までせっせとためてきた日本円に価値がなくなるということです。
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上記の様なことをちゃんと考えるためには、以下の様な考えを身に着けていく必要があります。
・そもそもなんで不景気なの?っていうか不景気ってなに?
→ はいどうぞ。
デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)
- 作者: 藻谷 浩介
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・既存の日本の資本主義経済(=日本円をベースにした経済)に100%依存しないように注意しましょう。
→ こちらをどうぞ
・そもそもお金って何だっけ?
→ これが勉強になりますよ。
・金融緩和が意味なくて危ない理由は?
→ こちらをどうぞ。
・日本円が信用できなくなったら何を拠り所に日本で生きていけばいいの?
→ 日本には豊かな自然(=資本)があります。
里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)
- 作者: 藻谷浩介,NHK広島取材班
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
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・自然だけじゃちょっと。。。
→大丈夫。日本人には幸せになれるストックがたくさんありますよ。
藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?
- 作者: 藻谷浩介,山崎亮
- 出版社/メーカー: 学芸出版社
- 発売日: 2012/07/07
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と、藻谷さんの本推しになってしまいましたが、古めの本から新しい本まで、本日の日銀の発表が昔から変わっていないと理解できますよ。
では。
妻が専業主婦を選んだ理由とは? AI時代を見据えた、先進的&合理的な選択がそこにはあったようです。
「寿退社をしない。」
「子育てしながら働き続ける。」
今では当たり前になってきている、上記の様な発想。
なんでその様なキャリアを選んでいるのか考えてみます。
--
彼女たちが働きながら母親を続けている大きな理由の一つに、「キャリアを途切れさせたくない」という発想があります。
一度正社員を辞めて家庭に入ってしまったら、子育てが落ち着いてきたタイミングで復職するのが難しくなると考えているのです。
なるほど。
正社員としていつまでも働き続けたいから、母親業と仕事の両立をするのですね。
--
残念ながら、よほど仕事が得意で好きな人でなければ、頑張って母親をやりながら仕事を続けても幸せにはなれないのではないでしょうか。
20年前であれば確かにそのようなキャリアを描けたのでしょう。
しかし、今の世の中なかなかそれを目的に大切な子育て機械を保育園に預けて嫌で働き続けるというのはナンセンスです。
というのも昨今のニュースで皆様ご存知の通り、
仕事の半分以上はコンピュータに置き換えられて人が余っていく
という状況が近い将来やってきます。
さて、最近の女性で、子育てをしながら働き続けるという選択をした人のなかに、
本当は働きたくないつまらない仕事だけども正社員としてのキャリアに穴を開けたくない、また復活した時のポジションがないのが困る、という理由である種、打算的に仕事を続けている人がいます。
今の仕事が楽しくて仕方がなく、辞めたくないから辞めないのではなく、辞めるとなんとなく困りそうだから辞めない。という選択です。
しかし、がんばって、無理をして子育てと仕事を続けたとしても、それらの方々の多くは報われない気がしています。
つまり、一生懸命子育てしながら保育園に子供を通わせて時短勤務を続けたとしても、ちょうど子供が親離れをしていく10年後15年後にはその仕事自体が世の中から必要とされなくなるという可能性が高いためです。
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働きたくて働いている。
楽しいから働いている。
という方もたくさんいます。私もそうです。
手前味噌ではありますが おそらく一般的に楽しいと思える仕事はなかなかコンピューターに置き換わらないではないでしょうか。
楽しいというところの感じ方は人それぞれだと思いますが基本的には人間が人間として クリエイティブに何かを作っていたり、人との関わり合いの中で人間らしく仕事をするということにおそらく人というのが楽しみを見出すはずです。
「そういう意味で言うと楽しく働いているから仕事を続けたい。」
「少々無理があっても子供を保育園に預けながら時短勤務でクリエイティブな仕事をし続けたい。」
そういう方は私は100%応援します。その選択はナンセンスなものではないと思います。
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ただし前述のように嫌で嫌でしょうがない仕事をキャリアに穴が空くのを防ぐためという理由で、どうにか子育てしながら続けていくというのは必要なくなる選択のはずです。
とはいっても実際に10年後に本当に半分の仕事がなくなるのかというとそうではないでしょう。
20年後に仕事の半分がなくなるなんて到底思っておりません。
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しかし仕事が楽しいかどうかという観点で考えた時に実はなくなってゆく仕事。すなわち、世の中からいらないよ。と言われている仕事を続けていくのは苦悩以外のなにものでもないでしょう。
できれば需要が増して引く手あまたで色んな所でキャリアを築いていけるような、そんなスキルやキャリアを持って楽しく仕事をしていくほうのがよいと思います。
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最後に公務員の方々はキャリアに穴が開くとかそういうことを心配する方はあまり多くないと思います。
充実した産休育休制度に加えて戻りたいと言った時に戻れるポジションを確保してくれるからです。
ただし上述したように世の中からいらないよと言われている仕事を 我慢しながら続けていくという状況はむしろ公務員の方が多いでしょう。
それはつまり競争にさらされず生産性を向上する≒人員削減をするというインセンティブが少ない公務員だからこそ、無駄な仕事をたくさんの人にやらせて人件費をたくさん払うという構造が変わりにくいためです。
ベーシックインカムが導入されてればより公務員の人たちの仕事の不要さが際立ちます。
公務員の方々がやっているような仕事の大半は本当は機械に任せておけばいいんだけれども、人員削減をすることが嫌だから泣く泣く人にやらせている系のものがたーっくさんありす。
でも、そんな仕事こそ、やってもやらなくても同じだけの収入を国から得られるようになるでしょう。ベーシックインカム的な発想で。
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つまりそういう機械にやらせても全然問題のない仕事に対して対価を払われず全く働いていない人が国からもらえる社会保障制度と同額程度の給料しかもらえなくなる。
そうなった際に再度自問自答してほしいのです。
本当に私はこの仕事をやりたいのか。
その仕事に人生の大部分の時間を費やしたいのか。
だってお金は国が社会保障制度として担保してくれているのですから嫌な仕事に大量の時間を使ってお金を稼ぐ必要なんて本当になくなってしまうのです。
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だらだら書いたようなこんなストーリーを妻がもし頭に入れているとしたらそれは本当にすごいことだと思います。
だって妻が専業主婦になると決めた決断はもう6年も7年も前のことなのですから。
妻は駐在員妻となって、なんちゃって語学留学のような生活をしていました。
外国人や駐在員の奥さん達とのコミュニケーションを広げて今でもシンガポールやタイ、シカゴなど、色々な所の駐在員妻の方達と連絡を取り合ってます。
休みの日には家族で会いに行くそんなような、ネットワークを築いています。
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話は少々されましたが本当に自分が今やりたいと思うことを素直に選べる、そんな勇気を持っている妻はすごいと思います。
日本企業の何でもコミコミ的な考え方はとにかくやめてほしい 。新型カローラ 若者向きを狙う?(笑)まずはマルチディスプレイは取り外して、スマホかタブレットを置けるようにしてほしい。
新型カローラが発表されました。
新型カローラ「50年ぶり若返り」 若者振り向く?:日本経済新聞
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO32422230Z20C18A6000000/
そもそも若者向けを狙うにあたって大事なことはまず、とにかく安いということ。
そして今の生活に合っていることだと思います。
最近の車に乗って一番の違和感は カーナビの場所、要するに運転する時にメーターの次に大事なポジションに無駄なディスプレイが付いていること。
ほとんど使わない車のラジオとか 車についているナビとかそういうのを使うためにあの特等席を 明け渡すのはもったいない。
まずはあそこにタブレットかスマホを受けるような 場所を作って、それでもって 低価格を目指すべき。
It のデバイスって本当にトレンドの移り変わりが目まぐるしい。
だから車に標準装備されているナビとか it 関連のものって 車両本体以上に古く感じてしまう。
つまりそういうものは根こそぎつけずに後からプラスオンできるようなそういう形を作って欲しい。
こういう無駄の多い発想って、結婚式場によく似ているのだけれども、その企業が 世の中に提供できる一番良いものだけを厳選して提供するということが優秀な会社の今の流れだと思う。
何でもコミコミのパッケージ化するのは受益者に対して不利益を被る可能性が高い。
例えば結婚式の場合、式場を予約したと同時に 花屋カメラマンが自分達で選べないというのはあまりにもおかしい。
最終的な価格に対するサービスのレベルがものすごく落ちてる。
車会社も一緒で、彼らが得意とするすることに注力してそのものだけを提供するようにしてほしい。
言わなくてもわかると思うけれども自動車会社にITは期待していない。 IT はGoogleに期待している。
自動車会社はいつまでも過去の栄光にすがらないで自分達は車両提供会社だということを認識して、それ以外のものは周りの得意な企業にお願いするというスタンスを作るべき。
それを早めにやらないといつまでたっても古いものを作り続ける会社だという認識になってしまって、他の自動車向けIT会社が伸びてきた時に仲間に入れてもらえなくなる。
こういう流れは電機業界ではすでに起こっていてそれに失敗したサービスとか商品というのは世の中からなくなっている。
例えば iPod が出た時ソニーはネットワークウォークマンというのを頑張って作ってた。
だけれどもソニーはあくまでもハードを作るメーカーであって IT サービスが下手くそだったからすぐに iTunes に負けてしまった。
あそこで無駄に意地を張らずにものすごく音質のいい iTunes 対応のデバイスをさっさと作っていれば今の iPhone の代わりに Sony の Xperia が世界一になっていた可能性だってある。
家庭用のプリンターとかもそうだと思う。
安いプリンターを売って、その後のインクで儲けるというビジネスモデルがすぐにサードパーティ製のインク販売会社に負けて各社は後悔している。
けど、あれもそもそもそんな儲け方をしようと思わないで
「インクは他社から買ってください。だけどもうちはどのサードパーティー製のインクでも OK になるような、そんな品質の良いプリンターです。」
という風に売ったほうがよいと思う。
まあ今は家庭用のプリンターという需要すらほとんどないけれど。年賀状とか過去の風習になりつつあるし。
( 個人的には今でもせっせと年賀状書いてる同世代って、すごく古い発想持ってるっていうことを他者にアピールしているだけのように感じてしまう。)
って事でつまりこれは、
もうどうする事もできないビジネス環境なのに無理に今までの売上規模を追い求めようとした結果の愚策
の数々である分けですね。
「市場環境が変わったのでうちの部門は昨対比マイナス5%が目標です。」
ということが言えない。
それがめちゃくちゃ問題。
「もうこの技術はいらないからこの技術に関する技術者を解雇しましょう。」
これもできない。
だって今30才のガソリンエンジンの技術者って、あとその会社で40年も働かなきゃいけない。
それはそれできついけど、ってことは会社は40年間もガソリンエンジンを作り続けなきゃいけないということです。
きっつ。。。。。。
じゃあ今の技術を流用して、新しい市場を目指すような新規事業を作ってみようか?
ということを考えるべきでそれを考えるのは経営者。
つまり経営者が現場に愚策を作らせてるという状況になる。
これができたのが富士フィルムの古森さん。
トヨタの新型カローラが新しい発想で本当に若者のニーズに応える車になることができればトヨタは復活できたかもしれない。
けれど、今回発表された記事を見る限り、緩やかに美しく衰退していく他の大手企業と同じになってしまう。
非常に残念。